人は誰だってヒーローになれる。傷ついた少年の肩に上着を掛けてくれて、世界は終わりじゃないと励ましてくれる男だ。
ブルース・ウェイン
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映画レビュー数 5,784件
アメコミが大好きな私は映画バッドマンをティムバートンが監督をしていた頃からさかのぼって鑑賞しています。その中でも個人的に素晴らしい映画だと思ったのはクリストファーノーランが監督をしたダークナイトビギンズ、ダークナイト、ダークナイトライジングの3部作です。特にクリストファーノーランが2部作目に発表したダークナイトは最高傑作と言えます。そして最終章として発表したダークナイトライジングはいい意味で期待を裏切りました。人間味溢れる主人公アミコミは一言で言えばなんでもありです。主人公はだいたい類稀な能力がもともと備わっており強いのが当たり前なヒーローばかりです。そんな非現実的な部分も時には面白いのですがマンネリ化してしまいます。今作の主人公であるブルースウェインは大富豪ではありますが1人の人間なのです。戦いを終えれば体に傷が付きますし痛みます。そして年齢と共に美しい肉体は衰えてきます。それでも僕が守...この感想を読む
ノーラン監督の才能この映画の監督であるクリストファーノーランは「バットマンシリーズ」のほかにも、「メメント」や「インセプション」といった映画界に衝撃を与える作品を作り続けてきました。人によっては、「インターステラー」を映画館で観てその画力に口がふさがらなかったという人もいるのではないでしょうか(私もそのうちのひとりです。)SFを扱うことの多いノーランの映画の魅力はなんといっても最後の最後にくる「どんでん返し」です。このダークナイトライジングでも最後にとっておきの「どんでん返し」が待っています。バットマン×ノーランそもそも、ダークナイトライジングは「バットマンビギンズ」、「ダークナイト」に次ぐノーラン監督のバットマン3作品目でした。特に、ダークナイト公開前はジャックニコルソンのジョーカーは絶対に超えられない壁だと言われていました。しかしながら、ダークナイト公開後、全世界中でノーラン監督のジョ...この感想を読む
罪をかぶってヒーローから一転悪役になったバットマン。検事ハービーの死を背負って街のために自らを犠牲にしていましたが、そんな日々も続かず…。テロリストベインによってゴッサムは恐怖と混乱に飲み込まれます。ベインが強すぎる。バットマンより正直強い。2人とも違った信念のもとでゴッサムをどうするかということを考えていますが、どちらの気持ちもわかります。最後の結末は予想していなく、最後まで楽しむことが出来ました。そして、この映画のバットモービルは素晴らしい。さらなる進化を遂げてかっこ良くなっています。ただ、前作通して観ないとわからないところもあるので、すべて順番に見ることをおすすめします。
ブルース・ウェイン
最後のシーンで残り少ない時間の時限爆弾を命がけで海へ運ぶ直前、ゴードン刑事から正体を知りたいと言われたときに言ったセリフ。 ブルース・ウェインにとってヒーローはゴードン刑事だった。