昔の捜査はこんなに杜撰だったのか?
自分の息子が仕事から帰ってきたらいなくなっていた… 警察が必死に探して戻ってきた息子は全くの別人だった。 母親がどれだけ「この子は息子ではない」と言っても警察は「勘違い」「気が動転しているだけ」と流すだけ。しまいには母親の精神異常を訴えて精神病院へぶち込む荒業に出る。 結局、他の捜査官が調べていくうちに誘拐・監禁されていたというのは分かり犯人の家に行ってそこにいた少年に話を聞き、その中に息子がいたというのが分かる。 怠慢な態度の警察、そして逮捕された犯人の裁判が始まって警察には処罰、そして犯人は死刑になる。 犯人が「あの子は天使だ。殺していない」と裁判の時に詰め寄り、刑務所まで来てほしいとまで手紙を出しておきながら何も語らずそのまま死刑となるが、どういう意味があったのか分からないままだった。 その後、息子と一緒に監禁されていた子供が見つかるが、他の子の行方は分からないまま。母親は一生息子を探し続けるという終わりだった。 実話なので脚色できない部分はあるだろうが、どうしてあの偽の息子は連れてこられたのか(警察が勝手に連れてきたと最後に子供は言っていたが…)、そして犯人はどうして子供をたくさん誘拐し殺していたのかなどをもっと知りたかったです。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)