ガラスの仮面は超大作
超大河ドラマ
ガラスの仮面は、誰もが知っている、超大作ですよね。読んだことがない人も、こちらの作品の名前だけなら聞いたことがあるのでしょうか。本当に長い話で、作者も既にかなりご高齢になるかと思います。どのような決着を迎えるのか、そしてそれ以前にこのお話は最終回を迎えることができるのでしょうか。色んな意味で今後も気になるころです。
私の好きなキャラクター
私が一番好きなのは、なんといってもあゆみさんです。この超美女で超天才で家柄にも恵まれている彼女は、本当はすごい努力家です。周囲は「あゆみさんは天才だから」「あゆみさんは生まれつき美人だから」「親の七光りもお持ちで」とか思っていますが、彼女の本当の才能は、死ぬほどの努力ができることではないでしょうか。
主人公の北島マヤは天才型
主人公の北島マヤは努力もしますが、どちらかと言えば天才タイプですよね。何年も努力してきたあゆみさんにあっさり追いつき、時には追い越してしまいます。マヤは「あたしじゃあゆみさんに叶わない。。。」とか言いながら、結局あゆみさんを負かせてしまったりします。このガラスの仮面の主人公は北島マヤですが、どちらかといえばあゆみさんのファンの方が多いのではないかと思います。
北島マヤの生い立ち
北島マヤははあゆみさんとは逆で、貧乏で親にもないがしろにされてと、悲惨です。父親はいません。お母さんは、働きづめで毎日イライラしていて、演技に夢中な娘を見て怒りマックスです。このお母さんは、どうして娘の才能に気が付かないのか、本当に不思議です。「この愚図」とか「のろま」とか「こんな娘に才能なんてあるわけない」とか、実の娘にいう言葉なのかと耳を疑います。そのくせ、マヤが役者としての才能を開花させたら「自分の娘だ、すごいだろう」と周りに自慢しまくりです。本当に最低な親だと思います。最後、目が見えない不自由な体で命を懸けて娘が主演の映画館までたどり着き、娘の演技を聞きながら死んでいくところは、泣けますが。。。この母親が死んでしまうことでマヤは自暴自棄になり、芸能界から干されてしまいます。本当に死んでからも迷惑をかける、困った親だと思います。
ようやく真澄さんと両想い。
連載から何年もたって、ようやく真澄さんとマヤが結ばれましたね。嬉しい気持ちも当然ありますが、ほっとしたというのが正直なところでしょうか。ここまで本当に長かった。でもその陰に紫織さんとか桜小路君とか、やっかいなのが潜んでいますので油断はできませんね。このまま幸せになって欲しいのですが。。。
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