面白いのに、知名度がなさすぎるのが残念な漫画
どういう人に向けられて描かれた作品なのか?たまたま地元の大きな書店で見かけたので、思わず手にしたのがこの作品を知ったきっかけだった。そんなにインパクトのある表紙でもタイトルでもないのに、買ってしまった。そうだな、当時僕が漫画家を目指していて、それで少しでも漫画家に関する書物を手に入れたい欲求と、このタイトルがマッチングしたのが購入したきっかけだと思う。「描かない漫画家」。自分以外の人はどんな理由で購入したのか。そこをちょっと考えてみたい。ふむ。この漫画の内容は、漫画家志望のダメ人間が漫画家を目指す話なのだが、もうタイトルからも分かるように、何かと理由をつけて漫画を描くことを避けている。なので、とても「漫画家を目指す読者たちに向けて描かれた、ハウツー物」とは言えない構成になっている。全7巻で完結する作品で、個人的には確かに最終話を読めば「漫画を描くやる気」みたいなものが少しは出てくるが、...この感想を読む
5.05.0
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