女性が楽しめるバトルアニメ - 家庭教師ヒットマンREBORN![リボーン]の感想

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家庭教師ヒットマンREBORN![リボーン]

4.254.25
映像
3.88
ストーリー
4.38
キャラクター
4.38
声優
3.63
音楽
3.88
感想数
4
観た人
4

女性が楽しめるバトルアニメ

4.04.0
映像
4.0
ストーリー
4.0
キャラクター
4.5
声優
3.5
音楽
4.5

目次

アニメオリジナルのストーリー展開

原作にはないストーリーが追加されることは、アニメでは珍しいことではない。家庭教師ヒットマンREBORNではそれが顕著に現れている。最も目立った追加は、未来編の合間に、アルコバレーノ編、Ⅰ世ファミリー編を入れたことだろう。物語の主要な部分に触れるストーリーを、アニメだけで公開した。原作では一切書かれていない。特にⅠ世ファミリーのキャラクター名は、アニメで初めて公開された。アニメが先を行くというのは中々に珍しいことではないだろうか。原作者・天野明による監修で作成されているため、原作との食い違いはほとんどみられず、ストーリーの統一感もあり、一連の長編アニメとして問題なく仕上がったように思う。

視聴者の多くは若い女性

原作は週刊少年ジャンプに掲載されていたが、アニメの視聴者は若い世代の女性が多かったように思う。その理由の一つは、キャラクターの魅力だろう。美しい配色と女性の心をつかむ格好いいキャラクターたちが溢れていた。主人公・沢田綱吉は、何をやってもダメダメだったが、戦闘を重ね、頼れるボンゴレ10代目として成長する。中身の成長もハイパーモードの格好良さも、視聴者の心をつかむには十分である。後半は戦闘シーンが目立つが、迫力と美しさを兼ね揃え、死ぬ気の炎を最大限に生かした美麗な戦闘だ。
度々ある作画崩壊回もいいネタとなった。装飾を凝らしたボンゴレリングなど、女性向けのグッズも多く発売され、今でもその人気は衰えない。

最大限に魅力を引き出すための音楽

オープニング8曲、エンディング17曲の評判もかなりよかった。けして有名なアーティストが担当しているという理由ではない。むしろ当時は無名だったアーティストが担当することが多かった。エンディングで使われた、雲雀恭也と六道骸によるデュエット曲「sakura addiction」は、オリコンランキング週間で7位、月間で11位を取ったこともある。
映像も魅力的であった。オープニングではバトルシーンが多く用いられ、曲調もアップテンポな、まさに格好いいオープニングが作られた。
一方エンディングでは、沢田綱吉が撮った日常的な写真を使った映像など、本格的にバトルが始まった本編とは対象に、明るいエンディングが目立った。
キャラクターソングも多く発売された。10代目ボンゴレファミリー全員で歌う曲もある。それぞれの特徴がしっかり表現されており、ファンにはたまらない曲だ。

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他のレビュアーの感想・評価

私の人生を変えた作品!

ストーリーに引き込まれる!この作品はボンゴレファミリーの後継者候補として立派になるべくリボーンに特訓させられる沢田綱吉の日常を描いた作品である。私は最初にこのアニメを観た時、ギャグアニメだと思っていた。へっぽこな綱吉がリボーンの死ぬ気弾によって覚醒し、一度は活躍するものの結局はオチがあるというような内容であった。しかし、途中になっていきなり作風が変化する。ヴァリアーの登場である。これによって、いきなりといっていいほど戦闘シーンが増える。それによって一気にストーリーが加速するのであるが、私はこのストーリーの展開についてテコ入れしたのではないかと思ってしまった。ストーリー展開があまりにも急であったからである。しかし、その違和感を乗り越えてしまえば戦闘シーンやストーリーがうまく構成されていて引き込まれていった。キャラクター全員がかっこいい!とにかくキャラクター全員がかっこいいのがこのアニメの...この感想を読む

4.04.0
  • りっぴりっぴ
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