家庭教師ヒットマンREBORN![リボーン]の感想一覧
アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN![リボーン]」についての感想が4件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
女性が楽しめるバトルアニメ
アニメオリジナルのストーリー展開原作にはないストーリーが追加されることは、アニメでは珍しいことではない。家庭教師ヒットマンREBORNではそれが顕著に現れている。最も目立った追加は、未来編の合間に、アルコバレーノ編、Ⅰ世ファミリー編を入れたことだろう。物語の主要な部分に触れるストーリーを、アニメだけで公開した。原作では一切書かれていない。特にⅠ世ファミリーのキャラクター名は、アニメで初めて公開された。アニメが先を行くというのは中々に珍しいことではないだろうか。原作者・天野明による監修で作成されているため、原作との食い違いはほとんどみられず、ストーリーの統一感もあり、一連の長編アニメとして問題なく仕上がったように思う。視聴者の多くは若い女性原作は週刊少年ジャンプに掲載されていたが、アニメの視聴者は若い世代の女性が多かったように思う。その理由の一つは、キャラクターの魅力だろう。美しい配色と女性の...この感想を読む
私の人生を変えた作品!
ストーリーに引き込まれる!この作品はボンゴレファミリーの後継者候補として立派になるべくリボーンに特訓させられる沢田綱吉の日常を描いた作品である。私は最初にこのアニメを観た時、ギャグアニメだと思っていた。へっぽこな綱吉がリボーンの死ぬ気弾によって覚醒し、一度は活躍するものの結局はオチがあるというような内容であった。しかし、途中になっていきなり作風が変化する。ヴァリアーの登場である。これによって、いきなりといっていいほど戦闘シーンが増える。それによって一気にストーリーが加速するのであるが、私はこのストーリーの展開についてテコ入れしたのではないかと思ってしまった。ストーリー展開があまりにも急であったからである。しかし、その違和感を乗り越えてしまえば戦闘シーンやストーリーがうまく構成されていて引き込まれていった。キャラクター全員がかっこいい!とにかくキャラクター全員がかっこいいのがこのアニメの...この感想を読む
黒曜!
勉強も、恋愛も、運動も、ぜんぶダメな中学生、ツナ。彼のもとへやってきたのは、柄の悪い赤ん坊の家庭教師・リボーン。リボーンに、いきなり、マフィアの十代目候補であると告げられる。ダメダメなツナが、死ぬ気弾や、友人、リボーンの助けを借りながら成長していく様に元気をもらえる。ギャグシーンも多いから、笑えるし、本当におすすめ。いわゆる、腐女子と呼ばれる方々にもおすすめ!今回は、日常編から、黒曜の登場まで。柿本千種ファンの私的にはめちゃくちゃうれしかった。しかも声が!豊永利行!日常編はギャグが多くて楽しんでみられる!雲雀さんかっこいい!
リボーンはここから面白くなってきます
『家庭教師ヒットマンREBORN!』は、平凡な男子中学生である沢田綱吉がある日突然イタリアの巨大マフィアの次期ボスに指名され、そこから様々なマフィアと出会っていく、ギャグメインの作品でした。しかし、マンガであれば8巻、アニメDVDではこの5巻から、マフィアものとしての色をもっと濃くしていきます。今までずっとボンゴレ十代目にはならない、と拒絶してきた綱吉が、初めてマフィアとして抗争をするのがこの黒曜編。これまでのストーリーで仲良くなってきた仲間達が、自分がボンゴレの次期ボスであるせいで襲われていくという事態にようやく覚悟を決め、戦いに身を投じるというのはなかなか熱い展開です。