アメリカの国家愛は凄い - インデペンデンス・デイの感想

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アメリカの国家愛は凄い

4.54.5
映像
5.0
脚本
4.5
キャスト
5.0
音楽
4.5
演出
4.5

宇宙人が襲来してきて全世界がパニックになるSF映画。ただ、パニック、宇宙戦争、極限状態でのヒューマンドラマと盛りだくさんの内容で、飽きずに見ることができる。 設定とストーリーとしてはよくある話なのだが、一つ一つの要素に手が込んでいて、さすがハリウッドと唸ってしまう。ヒューマンドラマの側面も、登場人物が多い中でそれぞれにスポットを当て、それぞれのドラマをきちんと描き出している。多少、盛り込み過ぎの感もあるが、登場人物がそれぞれに関係してドラマを描きながら、最終的な宇宙戦争の勝利に繋がるところは予定調和の安心感もあってお見事だ。 さらに、この作品は、時間軸の設定が国家愛を感じさせる。宇宙人の襲来が7月2日。紆余曲折を経て最終的に勝利するのが7月4日。これだけの規模の戦いで2日で決着がつくハリウッドお得意の巻きの展開だが、勝利の日が独立記念日だということに感動すら覚える。日本ではこんなストーリーは作れない。アメリカ特有の愛国心の賜物と言える作品だ。

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他のレビュアーの感想・評価

豪華の一言

キャストから映像から全てにおいてとにかく豪華。とくにそのCG技術が惜しみなく注ぎこまれたSFXは圧巻の一言です。お話としては、宇宙人が攻めてきて絶望的な状況だけどみんなで頑張って地球を守ろうぜ、というありがちな内容ではありますが、かっこいい演出や豪華俳優陣による名演技が逆に光ってみえる作品となっています。特に、一番の見せ場となる大統領の演説シーンは、ぜひとも字幕でご覧になっていただきたいシーンの一つでして、力強さがとても伝わってくる演技が見所です。蛇足ですが、この手の地球侵略ものに出てくる宇宙人って、すごい科学文明を持ってるわりに、知性をいまいち感じないものが多いですよね。精密機械とか扱いにくそうな身体の構造してるし。あと妙にぬめぬめしてて臭そうだし。お約束といえばお約束ですが、もっと知的生命体っぽい作りでお願いしたいです。プロメテウスみたいな?とにかく名作の一つであるのは間違いありませんか...この感想を読む

4.54.5
  • ピッチャーピッチャー
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