究極のショー - バーレスクの感想

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映画レビュー数 5,784件

究極のショー

4.34.3
映像
4.0
脚本
3.5
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
4.0

目次

素敵だ!

田舎娘のアリは夢をおってロスへ。そこでバーレスクの舞台に出会い……というお話。ミュージカルは元々好きなのだけど、この映画は本当に特別!それぐらい素敵なんです。まずなんといっても女優さんたちの魅力なしにこの映画は語れないです。アリ役のクリスティーナの歌声はまさに圧巻!そして舞台に立っているときはものすごく妖艶で色っぽく美しいのに、日常の場面では本当にキュート!少し余談なのですが、クリスティーナは幼い頃日本に住んでいたらしいですよ!ちょっと嬉しい。そしてナタリー役がディアナ!少ししかでてきませんが、かわいくって大好きです。そしてシェールの貫禄ある歌声!映画の中のショーをみているというよりも、本当に目の前でショーを鑑賞しているようなそんな不思議な気分になれる映画だと思います。見始めたら最後!一気にバーレスクの世界にひきこまれてしまします。何回見ても本当に飽きない素晴らしい映画です。

バーレスクは家族

この映画にでてくるバーレスクのお店はみていて本当の家族のようだなって。普通はこういう店のダンサーって妊娠したら首になったりするものです。でもテスは[どうなるにしろ、ちゃんと面倒はみるから]と。そして幼くして母を亡くしたアリにお化粧をテスが教える場面。この店のというかここの皆の母親なんだなテスはって思いました。そしてあれだけひどいことを言ったニッキも最後に家に戻りたいって店に戻ってきます。そのときのテスの様子からあれはニッキの本心じゃなかったとわかっていたことが伺えますね。そしてアリに嫉妬を燃やしていたのに戻ってきてからはアリと何かなごやかな雰囲気。ここで気づいたのですが、この二人の関係はまるで姉妹だなっと。上の子が下の子に嫉妬することってよくありますからね(笑)人気を奪われたことよりも、母のように慕っていたテスをとられた気分だったのでしょう。

ジャックしっかりして

唯一なんだかなって思う人物です(笑)ルームシェアまでは別に問題ないのですが、婚約者と別れたと嘘をいいアリと付き合い婚約者の方にも嘘をつくなんて!もちろんナタリーとは遠距離なのでいろいろあるのかもしれませんが、あれはナタリーがかわいそうでした。最後ちゃんと別れてアリと仲直りしましたが、そんな簡単に許しちゃって今後アリ大丈夫かなっと勝手に妄想して心配してしまいます(笑)映画なので仕方ないことなのかもしれませんが、個人的にはアリの性格だったらすぐに許さずにまた一から関係をはじめましょうくらいな描写の方が好みです。

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他のレビュアーの感想・評価

頑張れば報われる!

主人公がバーレスクで働くことで、自分を取り戻していく様子を描いた映画アリが、何もかも投げ出しNYへ飛び出すことから物語はスタートします。普段の生活の中で、何か嫌なことがあって新しいスタートを切ろうとしているときにこの映画を見ると、主人公に共感できて感動も2倍になるだろうと思います。私が一番じわっと目頭が熱くなったシーンは、アリがバーレスクのオーディションに無理矢理参加しWagon Wheel Watusiを熱唱したシーンです。自分の居場所を自ら切り開き見つけ、成長していくアリの姿は応援せざるを得ません。「この場所で自分に残っているものはない」と、全てを投げ出すことは大きな勇気が必要です。しかしその一歩を踏み出すことで今までにない新たな世界に出会えるのだなとこの映画を見て感じました。キラキラ華やかなキャストと音楽まず主人公のクリスティーナ・アギレラの歌唱力は圧巻です。オープニングのアリが椅子に立ちアカペラでSo...この感想を読む

4.84.8
  • ukiukina52ukiukina52
  • 228view
  • 1020文字
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歌と踊りのクライマックス

miran個人、お勧めの上位にはいる映画!バーレスク題名の通り、歌って踊って魅せる作品クリスティーナとシェールによる壮絶な歌声の交差人生はなにが起こるか分からない人生の波の一角度から表現している映画!   ふとしたきっかけで出会った二人の女が造り上げていく世界観は複雑で、人生の大河を表していた。そこには友情、愛情、嫉妬、支え、名声、後悔、前進、希望、絶望、孤独、期待といった人間のこころの様相が露になっている。そして歌と踊りを通して、その目には見えやしないこころの様相の色合いと形を創っている。スティーヴ・アンティン監督手掛ける2010 最も注目を浴びた映画の一つバーレスク   この映画で初主演演じるアメリカでも人気実力派シンガーであるクリスティーナ・アギレラの歌と踊りの表現力と響きにも注目である!彼女は身体が150㎝代と割りと小柄であるが、その声の響きはなんと表現すればよいか悩むほど。パワフルなミ...この感想を読む

5.05.0
  • miranmiran
  • 47view
  • 583文字

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