生きているということ
生と死尊厳死について描かれている映画です。私にも一ヶ月ほど植物状態になりそのまま亡くなった家族がいます。なのでこういう映画をみるたびに当時のことを思い出してしまいますね。私の家族は意識なくそのままだったのですが、もしラモンのように意識はありって状態でしたら同じようなことを思っていたかもしれないと。死ぬということは生きるということだと私は思っています。生きなければ死ぬことなんてできませんからね。テーマがこういう命というものを題材にしているだけあって、いろいろと考えさせられてしまう映画でした。ロサへの言葉[逃げられる君は幸せだ]これはロサだけではなく、健康で不自由ない暮らしをしている自分たちにも刺さる言葉ですね。辛いことから逃げることもできないなんてこんなに苦しいことって他にあるのでしょうか。ラモンだからこそ言えるハッとさせられる台詞でした。周囲の想いラモンの考えに賛同してくれるものもいます...この感想を読む
3.43.4
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