X-MEN:ファイナル ディシジョンの評価
X-MEN:ファイナル ディシジョンの感想
X-MENの最重要人物が殉死する緊張感はあったが本当に残念な能力バトル系映画。
前作において死んだと思われたジーンの生存と、最終的なその役の存在意味。作品冒頭で、前作『X-MEN2』の最後において濁流に呑まれてしまったジーンが生存していたことが発覚し、かつての人格とは違った、復活後あらゆる問題を引き起こしうる異様な雰囲気を醸し出しているシーンがありました。そしてそんな状態のジーンによって最重要人物や多くの人が殺され、最後はウルヴァリンによって殺されることでその悲劇が引き留められます。大まかな、このような流れでジーンが演出されていますが、ジーンの能力がX-MEN史上最高・最強のものであるのは前作を通して理解できるが、この作品全体を通してジーンが「何をしに戻って来たのか?」という意味の分からないキャラ設定になってしまっているのではないかと感じました。また、ジーンというキャラは、確かにX-MENにおいて重要なキャラの一人ではあったが、それがために、「死んでいたが実は生きていた」という流...この感想を読む