ドラマから現実へ!
平凡な日常生活
自分の普段の日常生活が全国220ヶ所で放送されており会社の同僚や友達、奥さんまでもがエキストラ(俳優)で生活していることや赤ちゃんの頃から大人になるまで作られた世界で生きていくのが可哀想に思いました。視聴者としてはすごく興味深い内容で面白いと思いますし、番組制作者も斬新な考えで造られた番組だったので映画的には満足できます。トゥルーマンは幼少期に水の事故で海が怖くなり、海に囲まれている街を恐怖から抜け出せないという内容もすごいと思いました。スタジオのセットでトゥルーマンに水の怖さ、父の死といったトラウマを植え付けるなどセットのクオリティにも驚きました。トゥルーマンが海の外の世界やエキストラに少しずつ気付けていくのが観ていてホッとしました。
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トゥルーマンは現在の奥さん(メリル)とは学生のとき知合いましたが、その前にシルビアという女性に興味を持っていました。トゥルーマンはよくシルビアに接近していましたが番組も24時間365日撮影しているので好きなこともできません。シルビアはトゥルーマンの人生が番組で放送されているのは良くないことだと初めから気付いていたので話すきっかけを狙っていたのかもしれません。ようやく2人になれて話しをしましたが何を言って良いのかも、どんな説明をすれば良いのかも観ていても説明が難しいと思いました。そのころからセット内でハプニングが起こるようになりトゥルーマンもシルビアが言っていたことが少し伝わっていたように見えたので良かったです。
決意
不思議な雨に当たったり、ラジオでの放送がおかしかったり亡くなったはずのお父さんが登場したりなど色んなハプニングが起こりセット内は混乱していきます。トゥルーマンも気づき始めメリルに詰め寄りますが病院内でも家でも行動がおかしいためメリルの演技にもようやく気づき安心しました。水の恐怖は抜けていませんでしたが海に出ている勇気と荒波にも億することなく立ち向かっている場面は感動でした。シルビアに会いに行くため頑張っていたことや、今まで騙されていたことに少し悔しさも伝わってきました。最終的に壁に当たりセットだったという事も分かり、大きなスクリーンで番組スタッフとの会話がありましたがスタッフの気持ちなども良く伝わりましたし、トゥルーマンもお決まりのセリフでドア向かっていき、視聴者も拍手で喝采だったのでハッピーエンドと言えるでしょう。
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