グリーン・カードのあらすじ・作品解説
グリーン・カードは、1991年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「刑事ジョン・ブック 目撃者」「いまを生きる」のピーター・ウィアー。出演者は、アンディ・マクダウェル、ジェラール・ドパルデュー、ビビ・ニューワース。 園芸家のブロンティは、温室がある素敵なアパートに住みたかったのだが、そのアパートは独身者は住めないため、偽装結婚をすることにする。結婚相手はアメリカのグリーン・カードがほしいフランス人のジョージ。お互いのメリットが一致し、形だけの結婚をする。 ところが、入国管理局の調査員が本当の夫婦かどうかチェックをしに来ることになる。 二人は本物の夫婦のようになるための勉強として、一緒に写真を撮ったり、今までの人生を語り合うようになる。 最初は、ブロンティはジョージのことを粗野な大男にしか見えず、ジョージもブロンティのヘルシーな食事を「鳥のエサ」などと言ったり、お互いに相手のことを宇宙人のようにしか見れなかったが、相手の事を知るうちに、恋の気持ちが芽生えていくのだった。
グリーン・カードの評価
グリーン・カードの感想
ロマンチックで素敵
希望のアパートに住む権利を手に入れるために偽装結婚する、なんて発想はかなり大胆で思い切ったものだと思います。それも労働許可証目当ての会ったこともない外国人となんて。それが入国管理局の審査対象になったことで、あわてて「結婚の事実」となる証拠を作ろうとする過程が面白い。物語りの展開もいいし、アメリカ人とフランス人という文化の違う2人のいろんなことに対する価値観がなんともおかしいです。カフェインレスのコーヒーを良しとし、子供達のために都会に緑を、と活動する女性、健康うんぬんを言う前に美味しいコーヒーを楽しむことこそ人生では大切、ただ木を植えるだけが子供のためではない、という男性。水と油のような2人が、やがてお互いの違いを受け入れて惹かれあっていく様子は憧れる展開です。
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