2度楽しめる作品
高校生母親ときに初めてこの作品を読みました。そのときも普通うに面白くあっという間に全巻読んでしまったけど、自分が親になってもう一度読むと学生時代は特に感じなかったところに深く共感したりして2度楽しめる作品です。
内容的には母親を事故で亡くしてしまった拓也と弟実、父親の日常生活が描かれています。育児を中心とした話が多く子育て中のパパママが読んだら共感する部分も多いかと。泣き止まない赤ちゃん、イヤイヤ期の行動におもわず相槌を打ってしまいます。
個人的には拓也と実が交互におたふく風邪にかかってしまい、看病の為仕事を休む父親が『一緒におたふく風邪になってくれれば』とつい思ってしまった父親にとても共感しました。兄弟いるとどっちか治るとどっちかがかかるものですからね(笑)
主人公たち以外にも脇で登場するキャラが面白いのも特徴的です。たまに重い話もありますが藤井家の話は毎回楽しんで読ませていただきました。
最終回はお決まりな展開と分かっていてもつい号泣してしまいました。
よみ読み終わったあとは心が洗われたようなすっきりした気分になりました。子育てに少し疲れたときに読んでみると読み終わったあと、少しだけ優しくなれるかもと思いました。- あなたも感想を書いてみませんか?
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