陰陽師のあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,136件

陰陽師

4.334.33
画力
4.67
ストーリー
4.33
キャラクター
4.17
設定
4.33
演出
3.83
感想数
3
読んだ人
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陰陽師のあらすじ・作品解説

陰陽師は原作が夢枕獏、作画は岡野玲子による漫画で、白泉社「月刊メロディ」に連載されていた作品である。単行本コミックスは全13巻である。 時代は醍醐天皇の治める平安であり、その当時、陰陽道の第一人者であった賀茂忠行によって安部清明という少年がその才能を見出される。賀茂忠行の持つ知識や術を受け継いだ安部清明は、式神を操り、術を使い、盟友である源博雅と共に人々を脅かす悪霊や妖魔達を退治していく。ストーリーは前半はやや原作に忠実だが、後半はオリジナルの物語が展開されていく。 主要登場人物の源博雅は清明が唯一心を許している友である。誠実、真面目な男であり、雅楽に優れた才能を持ち、その音色は人だけでなく怨霊を浄化するほどのものであった。また、原作では清明に妻はいないが、漫画では妻「真葛」が登場する。真葛は、「見鬼」と呼ばれる鬼を視る力を持っており、また悪霊達と堂々と渡り合える度胸や聡明さを持つ、清明を一途に愛する妻として描かれている。 原作者である夢枕獏は、この漫画を「原作を超えた作品」と評価した。

陰陽師の評価

総合評価
4.334.33
(3件)
画力
4.674.67
ストーリー
4.334.33
キャラクター
4.174.17
設定
4.334.33
演出
3.833.83

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陰陽師の感想

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平安時代を幻想的、芸術的に描いた作品

岡崎玲子の幻想的な絵が堪能できる作品岡野玲子はこの「陰陽師」で知った。そして今もそれ以外知らない。それくらいこの作品は彼女の代表作であり、絵柄とテーマがこれ以上ないくらいマッチした作品だと思う。名前の印象から山岸凉子と混同していたのだけど、岡野玲子の絵はおそらくこの「陰陽師」を描くにはこれ以上ないものだと思う。平安時代の闇と光、生きるものと死せるものをこれほどまで芸術的に昇華させることができたのも、岡野玲子の画力の賜物だと思う。平安時代の雅な着物や文化、歌をかわす婦人の面差しなどがまるで絵画のように描かれており、一つのコマについ見入ってしまったりするくらいだった。同じく平安時代を色鮮やかに書き上げた作品では大和和紀の「あさきゆめみし」を真っ先に思い出すと思う。源氏物語の世界が生き生きと描かれたこの作品は、源氏の恋愛がメインのため、どちらかといえば文化よりも当時の男女の機微が多く描かれて...この感想を読む

4.54.5
  • miyayokomiyayoko
  • 355view
  • 3377文字
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4.04.0
  • ミワネコミワネコ
  • 213view
  • 1032文字

陰陽師の登場キャラクター

源博雅

よみがな:みなもとのひろまさ 性別:男 国籍:日本 住まい:平安京 所属:従三位 性格:誠実で純粋、涙もろい ポリシー:あやかし相手であっても約束は違えない 特徴:ぎょろりとした奥目で鼻が高く、彫りが深いので当時の基準としてはあまり美男とはいえない。 趣味:雅楽 特技:篳篥 物語上での目的:主人公の親友

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陰陽師の名言

でも私は、陰陽師だから ケガレのために傷つく人をすべて守る

安倍晴明

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