花咲ける青少年 特別編のあらすじ・作品解説
花咲ける青少年は、1989年~1994年まで月刊LaLaに掲載された樹なつみ原作の少女漫画。テレビアニメ化され、2009年~2010年までNHK BS2にて放映された。2010年~2012年にかけて、劇団ルドビコによって舞台化された。 本編では、主人公の花鹿が父から「夫捜しゲーム」を持ちかけられ、3人の個性的で魅力あふれる夫候補と出会う。花鹿が背負う宿命に関わる秘密、花鹿と深い関係にあるラギネイ王国の政変などが絡む中、花鹿が真に自分の愛する相手を見つけていくまでが描かれる。 花咲ける青少年特別編は、本編終了後16年ぶりに描かれた続編、番外編集である。夫候補達の過去のエピソード、かつてのラギネイ王国での後宮を巡る争い、花鹿の父の若かりし頃の恋物語、本編後に花鹿たちがどうなっていくのかなど、本編に登場するメインキャラクターそれぞれに焦点を当てた話が展開されている。 2010年~2014年まで隔月誌MELODYに掲載され、コミックスは全5巻が発売された。
花咲ける青少年 特別編の評価
花咲ける青少年 特別編の感想
後宮物語にはまりました
花咲ける青少年の特別編3巻は、ノエイ編と全員集合の短編、そして後宮物語(マハティー編?)の3つが収録されています。ノエイ編がなかったら、評価は全てオール5にしたかったです。真面目なノエイがまさか他の女性に・・・というのも意外だったし、個人的な感想ですが演出も安っぽいしつまらなかったです。全員集合では、ルマティー、ムスターファたちがつかの間の休日を味わいに?やってきます。短編ですが、ファンにはたまらないです。そして後宮物語。これはのちに第二夫人となるセレイラが中心となって話が進みます。セレイラが可愛く、第一婦人は美しく、新キャラはかっこよく、とても楽しめました。