OPが素晴らしい
原作である漫画『フルーツバスケット』全23巻全て持っています。小学生の時何度も読み返して、泣きました。今でもたまに泣きます。そのくらい思い入れのある作品なのですが、アニメ版を視聴したところ、正直微妙。可もなく不可もなく、という感じでした。キャストの方々はとても良かったです。しかし、漫画でも1位2位を争うほどの見せ場であるだろうアニメの最終回前話(漫画で言うと第6巻前半にあたる)がアニメオリジナルでとても微妙でした。悪いこともないんだけど原作の良さは半減しちゃっているな…。という感じです。また、アキトさんが原作とは違う設定でちょっと拍子抜けしちゃう感じでした。そういう感じか。みたいな。
しかし、この作品がアニメ化して最も素晴らしかったのは、岡崎律子さんが歌うOP『for フルーツバスケット』です。曲名にも表れているように、この歌は『フルーツバスケット』のための歌で、歌詞でした。OP映像も無駄に動かずとても繊細で綺麗でした。歌詞の中に「生まれ変わることはできないよ。だけど変わってはいけるから。」というフレーズがあるのですが、まさに、アニメを超え、原作漫画『フルーツバスケット』全体のテーマを歌ったものだと思いました。- あなたも感想を書いてみませんか?
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