病名が。 - 僕のいた時間の感想

理解が深まるドラマレビューサイト

ドラマレビュー数 1,147件

僕のいた時間

4.204.20
映像
4.00
脚本
4.30
キャスト
4.40
音楽
4.10
演出
4.20
感想数
5
観た人
9

病名が。

4.04.0
映像
3.5
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
4.0

筋肉が落ちていき、ついには動けなくなるという病気。ここのところ、ドラマやドキュメンタリー、映画などで広く取り上げられています。

この病気はいつ誰が起こるかわからない…

明日は我が身…

まさか自分が…

そんな怖さと、病気にかかった人やまわりの人の苦しみや葛藤が描かれています。

私もこのドラマや以前に読んだ本により病気を知っていて、それから友人の父親もこの病気になってしまったことを知りました。友人もこのドラマを見ていると話していたのでどんな気持ちで見ているのであろうと思うと心が痛かったですが、決してマイナスのことばかりが描かれているわけでなく、苦しみや葛藤の中、自分の生きがいを持って前向きに生きていくこのストーリー。

同じような病気で悩んでいる人に向けたメッセージでもあるのではないでしょうか。

病気や障がいを持っている人、お年寄り…こういった福祉について若者がもっと考えなければいけない時代だと思います。

三浦春馬さんのファンだから…そんな理由でこのドラマをみた若者たちかもしれませんが、こういうドラマがきっかけで将来の世の中を作り上げてくれると思うので、こういう内容のドラマはこれからもとても必要だと思います。

あなたも感想を書いてみませんか?
レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。
会員登録して感想を書く(無料)

他のレビュアーの感想・評価

三浦春馬主演ドラマ『僕のいた時間』を見終わって

三浦春馬さんが話を持ち掛けて完成したドラマ『僕のいた時間』は三浦さんがドラマ『ラスト・シンデレラ』を撮影中に、命を題材にしたものをやりたいと提案して製作されたドラマだそうです。難病のALSを発症した澤田拓人(三浦春馬さん)が病気を受け入れながらも苦しみ、戦いながら恋人・本郷恵(多部未華子さん)の助けを借りながら前に進んで行く物語です。そしてドラマを見るものが生きるという事はどういう事なのかを考えさせられる物語です。病気と闘う役柄は天下一品の三浦春馬さんALSは筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)という難病で日本には約8,300人の患者がいるそうです。徐々に筋肉が動かなくなる病気なので最終的には呼吸するのも困難になって死に至るとか・・・。想像するだけで恐ろしい病気ですが三浦さんがドキュメンタリー番組を見てALS患者の役を希望したと話されています。三浦さんは命をテーマにした作品に...この感想を読む

4.54.5
  • オカメインコオカメインコ
  • 302view
  • 3159文字
PICKUP

切なくなる

今の日本をリアルに描いているちょうどこのドラマをやっていた時期って就職が難しくなっているっていう現状があったからそれをドラマでも反映させていて何十、何百も会社の面接を受けていても受からないっていう現実から逃げるために自殺を選んでしまったっていう悲しい人が一話目から出ちゃうんですもん・・・。世知辛い世の中を風刺しているっていうかなんていうか・・・そんなのを見ちゃうと現実はそんなに甘いものじゃないんだっていうことがよくわかりますよね。最近のドラマには珍しくそういうのをリアルに描いているなっていうのが印象深かった作品ですね。まるでドキュメンタリーを見ているかのよう今までのドラマでこんなに切なくなるっていうか私自体が今までこういう病気と闘う人の話を見るのが24時間テレビのチャリティードラマとか映画とかそれこそドキュメンタリーくらいでしか見たことなかったので、ドラマで見るっていうのはなかなか新鮮で...この感想を読む

5.05.0
  • ぽんぽん
  • 121view
  • 3039文字

生きていくこととは。命の大切さを切実に訴える

生きていくその時間が、「命」となる「僕のいた時間」。まさに生きていくこととはこのことなのだなと感じた。楽しいこともあるけど、つらいこともあるし挫折も経験する。だけどその中で人は親、兄弟に始まり、たくさんの人と出会い、その時間をつむいでいく。生きていることにたとえ絶望しても、人とのつながりは絶対で、そこに自分が存在した意義を感じることができる。普段の生活で、このようなことはなかなか考えられるものではないだろう。毎日を何気なく生きていて、ただ目の前にあるものを必死になって取り組んでいる。そうしてそれぞれがそれぞれに貴重な時間を過ごしている。もし、そこで病気になったらどうだろうか。生きていくこと自体に困難が生じたら?生きていることを、真剣に考えるようになることと思う。このドラマは、日々を生きる主人公がALSを宣告され、生きていくというのは何か、何をすべきかと、命と向き合う大切さを教えてくれる。自...この感想を読む

4.04.0
  • sakanasakana
  • 207view
  • 2037文字

感想をもっと見る(5件)

関連するタグ

僕のいた時間を観た人はこんなドラマも観ています

僕のいた時間が好きな人におすすめのドラマ

ページの先頭へ