心から笑って泣ける邦画の逸品
毎日をなんとなく過ごしていた中年のサラリーマンが、電車から毎日窓の外を物憂げに眺める美しい女性を訪ねた先は、なんと人生の中で全く無縁だった社交ダンス教室でした。ひょんなことから社交ダンスを始めてしまった主人公ですが、ダンスを通して新しい世界を発見し、毎日が楽しくなってきます。でも、美しいダンス教師は物憂げなままで主人公にも心を開きません。主人公は次第にダンス教師が物憂げなわけを知りたいのですが、はたしてどんな理由で彼女がさえないのか・・・・・・。 この作品は、出演者のほとんどが日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した珍しい作品です。主人公以外は、ダンスなしでは生きていけないというある意味で社会からつまはじきにされた人たちが、前向きに明るくダンスに人生にチャレンジする作品です。竹中直人と渡辺えり子のキワモノコンビのど迫力ダンスシーンは、笑いを通り越して感動的です。 心から笑って泣きたい人や、何かにチャレンジしたい人、壁にぶつかって辛い思いをしている人にぜひ見てほしい作品です。
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