心から笑って泣ける邦画の逸品 - Shall we ダンス?の感想

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Shall we ダンス?

4.754.75
映像
4.50
脚本
4.50
キャスト
5.00
音楽
5.00
演出
4.75
感想数
2
観た人
7

心から笑って泣ける邦画の逸品

4.54.5
映像
4.0
脚本
4.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
4.5

毎日をなんとなく過ごしていた中年のサラリーマンが、電車から毎日窓の外を物憂げに眺める美しい女性を訪ねた先は、なんと人生の中で全く無縁だった社交ダンス教室でした。ひょんなことから社交ダンスを始めてしまった主人公ですが、ダンスを通して新しい世界を発見し、毎日が楽しくなってきます。でも、美しいダンス教師は物憂げなままで主人公にも心を開きません。主人公は次第にダンス教師が物憂げなわけを知りたいのですが、はたしてどんな理由で彼女がさえないのか・・・・・・。 この作品は、出演者のほとんどが日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した珍しい作品です。主人公以外は、ダンスなしでは生きていけないというある意味で社会からつまはじきにされた人たちが、前向きに明るくダンスに人生にチャレンジする作品です。竹中直人と渡辺えり子のキワモノコンビのど迫力ダンスシーンは、笑いを通り越して感動的です。 心から笑って泣きたい人や、何かにチャレンジしたい人、壁にぶつかって辛い思いをしている人にぜひ見てほしい作品です。

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毎日毎日生きてるな〜

みなさんは遠慮をしてしまうことはありますか?遠慮はときに、相手を不快な気持ちにさえさせることもあります。では、どうしたら相手に遠慮をしないでいられるでしょうか?それは、「体全体で 相手に自分の気持ちを伝える」ことです。この作品の中でこのようなセリフがあります。リーダーが、体全体でどう踊るかを相手に伝えなきゃいけないの。その一歩目を遠慮してたら何も伝わらないわ。このセリフを聞いたときに、このことは日常生活での相手との関わり合いに応用できると気付きました。例えば、相手と仲良くなりたいとき。このときに相手に伝えたいのは、「私は、あなたと仲良くなりたい」ということ。それを体全体で伝える。具体的には、言葉と行動で伝える。挨拶をする。相手が話しかけてくれるのを待つのではなくて、自分から話しかける。一歩目を踏み出す勇気を出すのです。そして、1回目の会話が1つのダンスだとすると、2回目の会話もまた、一歩...この感想を読む

5.05.0
  • りんごりんご
  • 184view
  • 2033文字
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