もう楽して、ズルするのはやめだ。
山本秋平
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大学での卒業の単位取得のために主人公が相撲部へ助っ人に入ることになりますが、元から相撲部は人気がなくて、メンバーがまったくいません。そこでまずメンバー獲得のための奮闘にもなりますが集められた人間も一癖も二癖も、ある人間ばかり。相撲は好きでもまわしを占めるのが大嫌いで、まわしの下にスパッツを入ってしまうイギリスからの留学生、立会いでびびってしまう太目の学生、緊張すると下痢する古参メンバーなど、女マネージャーも交えてどたばた笑える喜劇ドラマに仕上がっています。それぞれの個性と問題点を含んで大会にのぞみ、トラブルが起きますが、紆余曲折しつつもなんとか結末はよろしく、部の昇格も決まります。結局主人公も単位取得のはずが、相撲部に熱心になって打ち込むラストです。
よみがな:くまたとらお
よみがな:やまもとしゅうへい
山本秋平
コネで一流企業への就職を決めていた秋平は卒業の単位修得のため穴山教授に頼みこむ。教授は単位を与える条件に廃部寸前の相撲部の助っ人として試合に出ることを求める。秋平は渋々承諾、急遽部員を勧誘し大会に出たが惨敗。OBから痛罵された秋平は奮起し猛特訓をする。力をつけた秋平たちは大会で見事に勝利を収める。大会後、修平ひとりが相撲部存続のため、就職を辞退して留年し相撲部を続ける決意をする。
熊田寅雄
弱小で廃部危機の教立大学相撲部。この危機を救おうと5人の学生が奮起する。その中の一人、青木は教立大8年生で、相撲が好きで知識も豊富だが、緊張して下痢を催すので試合で一度も勝ったことがなかった。それが三部リーグでの決勝戦でも下痢を催すが、それが偶然勝ってしまう。初めて勝ち、涙する青木。次の二部リーグへの入れ替え戦では、自信をつけ、得意技の内無双で見事、勝利を得る。それを見たOB熊田の一言。