ティム・バートンならではの世界! - スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師の感想

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ティム・バートンならではの世界!

4.54.5
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
4.5
音楽
4.5
演出
4.5

イギリスって本当にこういうブラックさが大好きだな、と実感した映画です。

切り裂きジャックなどとともに稀代の殺人鬼とされているスウィーニー・トッドは理髪店で

次々にお客ののどを切って殺していいきます。

ロンドンにあるLondon Dungeonでは被害者体験ができる。そこをアトラクションにしてしまうからこその

ブラックさを感じるお国柄がでている作品です。

そこにさらにティム・バートンの世界観が加わっているので

本当に独特な映像描写です。

全体的に暗いトーンではありますが残酷なシーンがあえて明るくなるなどの編集はさすがティムだな、と思います。

殺したことを隠ぺいする為にしたいをミートパイとして解体していくシーンはテンポがあり

本当に残酷なことしてるシーンだよな?と思うくらいです。

またティムの作品にはブラックさの中にきちんと愛を描いていくので

お互いの想いを感じることのできる描写になっています。

ほぼ全て一方通行ですが…


ティム・バートンとヘレナ・ボナム=カーターとジョニー・デップの組み合わせは本当に最高ですね!

ジョニー・デップはミュージカル作品としては初お言われていましたが、日頃からギターの演奏など

自ら音楽にかかわている人なので歌声はさすがでした!

内容もさることながら音楽と映像描写で世界観に引き込まれる作品です。

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描かれる世界の色、映像美、ゴシックホラー。これぞまさにティム・バートン。

鬼才ティム・バートン。独特に描かれる世界、キャラクター、ゴシックホラーの王道。今作は有名なミュージカルである「スウィーニー・トッド」をティムが独自に映画として創り上げた作品。お得意の世界観、お馴染みのキャスティング、どれをとってもまさにティム・バートン。ほの暗さは一級品。言うことなしである。(かくいうわたしは実はジョニー・デップが大好き。というか、ティムとジョニーのタッグが好き。ヘレナさんも好きです、勿論。そしてミュージカル。みんな大好き19世紀のヴィクトリア時代。なんて美味しい。見ないはずがない…好き…ジャケットから既に好き…)閲覧前に一つ気になったことと言えば、この作品はティムの手がける映画の中で日本初の「R15」として取り扱われている。一瞬でも「R15ってどっちの意味だろう」と考えてしまった私。お恥ずかしい。しかしその疑問はすぐに吹き飛ぶ。血が面白いくらいに吹き飛ぶのだ。(鋭利な剃刀...この感想を読む

4.04.0
  • ゆづるゆづる
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  • 2084文字
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