ティム・バートンならではの世界!
イギリスって本当にこういうブラックさが大好きだな、と実感した映画です。
切り裂きジャックなどとともに稀代の殺人鬼とされているスウィーニー・トッドは理髪店で
次々にお客ののどを切って殺していいきます。
ロンドンにあるLondon Dungeonでは被害者体験ができる。そこをアトラクションにしてしまうからこその
ブラックさを感じるお国柄がでている作品です。
そこにさらにティム・バートンの世界観が加わっているので
本当に独特な映像描写です。
全体的に暗いトーンではありますが残酷なシーンがあえて明るくなるなどの編集はさすがティムだな、と思います。
殺したことを隠ぺいする為にしたいをミートパイとして解体していくシーンはテンポがあり
本当に残酷なことしてるシーンだよな?と思うくらいです。
またティムの作品にはブラックさの中にきちんと愛を描いていくので
お互いの想いを感じることのできる描写になっています。
ほぼ全て一方通行ですが…
ティム・バートンとヘレナ・ボナム=カーターとジョニー・デップの組み合わせは本当に最高ですね!
ジョニー・デップはミュージカル作品としては初お言われていましたが、日頃からギターの演奏など
自ら音楽にかかわている人なので歌声はさすがでした!
内容もさることながら音楽と映像描写で世界観に引き込まれる作品です。
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