親父好み
この本は、男性と女性で評価が大きくことなると思う。 男性である人にとっては非常に面白く、何回か読み直してしまうようで。 一方、私はどうもダンディズムが理解できないようで途中で読むが嫌になってしまったが 最後まで辛抱して読んでいく中で、段々と良さがわかって来た。 背景としては、作者が格闘技好きの男気というものを求めて、本を書いているからでは ないだろうか?本書は、仕事第一主義の昔の男性、今でも一部の職種には根強く残って いるからではないかと勝手に推測する。 本書の内容としては、主人公が一本筋の通った考えを貫き通し、仕事・家族の問題を 解決する流れだが、その家庭では人として共感できる面・家族愛が感じられることが 随所にちりばめられている。 この本の続編も読みたいと感じさせるもので、実際、続編として、主人公の本質を変えず、 読み応え充分な作品がだされております。この作品で作者が一気に好きになりました。
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