1時間わたる戦闘シーンが繰り広げられる「十三人の刺客」
「十三人の刺客」は勿論、DVDとして保存してありますが、昨夜(2013年6月8日)BS日テレで放送していたので再び拝見し、早速、主観を書きます。 この映画は、昭和の中期頃、東映時代劇で片岡千恵蔵が主演していたのを、うる覚えに記憶がある。 今回は三池崇史監督によるリメイク映画で、役所広司が主役で、13人の精鋭部隊を束ねている。 それにしても解せないのは、“最初の字幕で広島、長崎へ原爆が落とされてから100年前の江戸末期”とあったが、これはどういう意味であろうか・・?。 そして、ノッケから悪逆非道の明石藩主・松平斉韶(稲垣吾郎)が、夫婦の者を惨殺したり人間を弓の的にする残虐シーンから始まる。 時は江戸時代末期、残虐で横暴の限りを尽くす明石藩主一行が江戸表からお国帰りの途中に、天下万民の為と称して主人公・島田新左衛門(役所広司)が暗殺部隊を編成し、腕利きの浪人や武士ら精鋭13人を集め、標的一行を待伏せるが・・、そして、決闘シーンは述べ1時間に亘って繰り広げられる。 この映画で歌舞伎役者・松本幸四郎がチョイ役だが重々しさを出していたし、脚本も良く書けているようで、名セリフが次々と飛び出す。 「庄次郎、俺の背後に抜けた者を斬れ。一人残らずだ」、又、藩主のヒヤリとするセリフは「戦とはこのような物か、中々面白いものだ。 世が老中になったら戦の世にしようか」
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)