金は奪うか奪われるかだ。てめえの本心殺して媚売って恵んでもらうもんじゃねえ。
丑嶋馨
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食い詰めた債務者に法外な利子で金を貸す闇金融”カウカウファイナンス”を舞台にした人情物語、真鍋昌平の漫画「闇金ウシジマくん」をベースにした同名ドラマ版の劇場版第1作で、2012年に公開された日本映画である。企画/監督は「カイジ 人生逆転ゲーム」「ナニワ金融道」シリーズなどのプロデュースで知られる山口雅俊。脚本は同監督と「斉藤さん」「映画 ひみつのアッコちゃん」の福間正浩。 闇金融”カウカウファイナンス”の社長丑嶋(ウシジマ)の元には様々な人々が借金の申し込みにやってくる。母親の借金と幼い弟を抱える未來。彼女の幼馴染で一獲千金を狙うイベントサークル代表の純は、狙っていたFX長者猪俣をボコるウシジマを見て、借金を申し込み彼をハメる。が、サークルのトラブルから狂暴な肉蝮に付け狙われ…。 ウシジマを「凶悪」「鴨川ホルモー」の山田孝之、未來を「紙の月」の大島優子、純を「荒川アンダー ザ ブリッジ」の林遣都、肉蝮を「隣人13号」の新井浩文、柄崎をやべきょうすけ、高田を崎本大海が演じている。
まさかウシジマ君が実写化されるとは思っていませんでした。残念なことにウシジマ演じる山田孝之は、私の想像していたウシジマ君とは外見のイメージがかけ離れていたのが第一印象です。対照的に柄崎演じるやべきょうすけはイメージ通りでした。よくもまあ、こんなに似ている人をキャスティングできたなぁと感動です。風俗嬢瑞樹の話しは原作ではお金を持ち逃げされてなんとも言えない後味の悪さがありました。実写では犯人が捕まり割とハッピーエンドな感じで終わっているのですが、それはそれで物足りないという謎の心境です。瑞樹ちゃんの臨機応変な対応は度肝をぬかれます。いくらお金の為とはいえどんなお客にも対応できる強い心の持ち主です。片瀬那奈はドラマのみのキャラクターで原作に登場しないのですが、登場した時の感想としはウシジマ君にはなかなか登場しないまともな人間という印象です。片瀬那奈が闇金にお金を借りに来る人間に対して情など...この感想を読む
闇金ウシジマくん は、漫画の原作がかなり男性に人気という事で、旦那にも薦められ、少し読んでいましたが、精神的に読んでいて苦しくなるお話ぞろいで、生きていく上で、お金は必要だけれども、一歩間違った方向に進んでしまうと、人はこんなにも人生が狂っていってしまうのか、と教訓めいたものばかりでした。映画は、ウシジマ社長達や、ニクマムシ達の拷問が恐ろしすぎて、見てられないほど痛かった!!怖すぎました。 人生なめてかかってはいけないと思ったし、お金は簡単に稼いだり、借りたりでちゃうって甘く考えてる方もいるかもしれませんが、そんな人生甘くないという事を学べると思います。人生勉強として見る価値ありです!
山田孝之演じる丑嶋社長のドハマリっぷりにまず感動!大島優子もアイドルという枠を超えていい演技してました。ストーリーは原作の「ギャル汚くん」あたりを軸に展開していき、非常にうまく仕上がっている印象です。原作に忠実な場面や、ドラマオリジナルなシーンが入り交ざって見所満載です!ケチャップ足りねえ!には笑いましたwただ、アクションシーンをもっと見たかったという気もしますが・・ちなみに、丑嶋社長が善なのか悪なのかよくわからない所が賛否両論別れるところだと思いますが、そこがまたミステリアスで魅力的だと感じました。お金が絡むと人間変わってしまうんだ、とふと考えさせられる部分もある作品でした。ぜひご覧ください。
丑嶋馨
債権者の猪俣を連行しようとするウシジマを、猪俣に投資の約束を取り付けていたチャラ男の純が必死に止めようとした時にウシジマが言い放った台詞