らきすたが後世に与えたものとは
らきすたとは、ハルヒに続く京アニこと京都アニメーションが作成した人気作品であり、京アニが一発屋でないことを証明した作品でもある。 さてこのらきすた、同じ京アニの作品でもハルヒとは作品の意味合いが大きく異なる。 単純に原作が4コマかラノベか、あるいはギャグかシリアスかというものではなくもっと根源的な部分にある。 それは意図的に男キャラクターが省かれていることだ。らきすたの男性キャラと言えばこなたの父やアニメオリジナルキャラの白石のようにこなたらとは恋愛に発展するはずもないキャラに限って描写される。 ハルヒにキョンや古泉らがいたのとは大きな違いである。 このような作品はらきすたの前にもあずまんがなど前例があったが、本格的に流行りだしたのはらきすた以降であり、有名な作品でいうと「けいおん」や「まどか」などが典型例であろう。 らきすたはハルヒとはまた違った意味で後世に影響を与えた作品なのだ。
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