鋼殻のレギオスのあらすじ・作品解説
鋼殻のレギオスは、富士見書房によって刊行された、雨木シュウスケのライトノベルを原作とするアニメである。 2009年1月から2009年6月にかけて全24話が放送され、監督は川崎逸朗、アニメーション制作は「ZEXCS」が手がけた。 この作品は、「汚染物質」によって人が住めないほど荒廃した世界が舞台となっており、人類は、大地に跋扈する汚染に適応した怪物「汚染獣」の影に怯えるようにして、汚染物質の遮断機能を持った「レギオス」と呼ばれる自律型移動都市で生活している。しかし都市の動力となる特殊な鉱山は数が限られており、それぞれのレギオスに住む人々は、鉱山を巡って争うことを余儀なくされていた。物語は、主人公となる少年「レイフォン」が「学園都市ツェルニ」に入学してくるところから始まり、そこで出会う新たな仲間との交流で、登場人物たちが精神的に成長していく様子が描かれている。これは、レイフォンと仲間たちが、迫り来る汚染獣や他のレギオスの侵略に立ち向かい、荒廃した世界で生きていく物語である。
鋼殻のレギオスの評価
鋼殻のレギオスの感想
レーベルの歴史を変えた一作
富士見ファンタジア文庫の最終兵器この作品がつくられた二千年代後半はライトノベルのアニメ化の全盛期が到来していた時期だった。「涼宮ハルヒの憂鬱」が大ヒットし後を追うように「とある魔術の禁書目録」が成功したことで決定的な流れができていた。当時のライトノベルは三大レーベルと呼ばれ「涼宮ハルヒの憂鬱」は角川スニーカー文庫、「とある魔術の禁書目録」は電撃文庫で原作が作られ勢いに乗っていた。それに対し富士見ファンタジア文庫は大きなヒット作には恵まれずにいた。かつては「スレイヤーズ」や「魔術士オーフェン」などでトップレーベルとなり「フルメタル・パニック」なども話題になっていたが徐々に時代から取り残されようとしていた。僕自身十年以上富士見ファンタジア文庫のファンだったのでライトノベル全体が広く知られることはうれしかったが少し複雑な思いをしていた。そんな状況で満を持して作られたのがこの「鋼殻のレギオス」...この感想を読む
鋼殻のレギオスの登場キャラクター
リーリン・マーフェス
よみがな:りーりん・まーふぇす 性別:女性 性格:活発で社交的 特技:料理 物語上での目的:孤児院の経営に役立てるために上級学校で経済の勉強をしていた 容姿:目鼻立ちがクッキリとし亜麻色の髪と緑色の瞳、髪型は肩までかかるストレートヘア 外見:なかなかの美人でスタイルも良い 成績:かなり優秀 右目:見たも...