ほわほわ琥珀に少しシリアス展開
ピンチを救ってくれた琇一郎に 恩返しがしたいと同居し始めた 天使の琥珀のお話。第2巻です。 天使であることで様々な制約を受けながら それでも琇一郎さんの役に立ちたいと 頑張る琥珀が相変わらず健気です。可愛いです。 一人、日本に残っている孫に会いに カナダからやってきた琇一郎のおじいさんが愉快です。 イレギュラーなことでも割とすんなり受け入れちゃいます。 順応ってすごいですね。 そして、そのおじいさんと会話することにより 琥珀は琇一郎さんの過去に触れることになります。 琇一郎の母が行方不明になり、 その一年後に琇一郎の父が 事故で亡くなったことを知った琥珀は 紅榴にそそのかされて、13年前に時を遡り、 何があったのかを確認しに行きます。 あぁ、好きな子ほどいじめたくなるとはよく言いますが この紅榴には腹が立ちますねー。 しかも法願を持って帰って13年前に琥珀を置いてけぼりにする。 これはもういじめどころの話ではありませんね。 ぶん殴ってやりたくなります、本当に。 琇一郎の過去がわかって、 また、過去において行かれたことによって 琥珀が自分の気持ちに気が付く切ない巻でした。
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