桃組プラス戦記のあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

桃組プラス戦記

4.504.50
画力
4.75
ストーリー
4.50
キャラクター
4.75
設定
4.25
演出
4.25
感想数
2
読んだ人
3

桃組プラス戦記の評価

総合評価
4.504.50
(2件)
画力
4.754.75
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.754.75
設定
4.254.25
演出
4.254.25

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桃組プラス戦記の感想

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桃組プラス戦記の魅力

(物語の生まれ変わり達が織りなす学園バトルファンタジー)誰でも分かる簡易な設定桃太郎に一寸法師、泣いた赤鬼…誰もが一度は聞いたこと、読んだことがある日本昔話が題材。ここに加わるファンタジーという要素は、強すぎず薄すぎず良いアクセントになっていると感じました。特殊能力というのはバトルの定番ですが、それを前面に出さずとも十分に個性あるキャラクターはファンタジーにあるまじき親近感すら感じさせます。左近堂先生の持ち味ともいうべきキャラクター性は、ストーリーの濃さがあってこそ。簡単な世界観でキャラクターだけが独り歩き、なんて作品は見るに堪えません。そこを上手く補っているのがこのファンタジーという要素だと思います。現実にありそうでない、というギリギリのラインはそこに起こるちょっと不思議な笑いを際立たせているように思えました。(多彩なストーリー性)笑い6割、涙4割の学園ファンタジー左近堂先生の秀逸なギ...この感想を読む

5.05.0
  • niconico
  • 105view
  • 2001文字
PICKUP

作画の美しさ

魅力的なキャラクター設定トラブル吸引体質の主人公桃園祐喜をはじめ、鼻血を吹き出す美少女、好戦的なイケメン、アホ紳士など、とにかく個性的なキャラクターであふれている。定番の男女逆転をあっさりと受け流すようなたくましいおじいさんとおばあさんや、筋肉ムキムキの姫など、少女漫画でよく見られるようなか弱い女の子、というのはほとんど出てこない。主人公がヒロインと言っても過言ではないほどだ。「生まれ変わり」という設定を忠実に生かしつつ、鬼それぞれの個性がはっきりしている。鬼は悪者として扱われることが多い。当作でも鬼にかけられた呪いを解くという大筋の元に話が進む。鬼は非道、と絶対悪として見ることはなく、昔話の裏側を見つめ、人間の勝手で作られたストーリーへの批判とも見られる。所謂モブキャラと呼ばれる祐喜のクラスメイトでさえ、トラブル吸引体質に巻き込まれるシーンでは目立つ。ただし、登場するキャラクターの数...この感想を読む

4.04.0
  • ゆきなゆきな
  • 135view
  • 1046文字

桃組プラス戦記の登場キャラクター

桃園祐喜

よみがな:ももぞのゆうき ニックネーム:祐喜、祐喜殿、祐喜様、桃園君、桃君 年齢(作品時):16歳 性別:男 住まい:私立愛譚学園学生寮 所属:私立愛譚学園高等部普通科一年生 特徴:トラブル吸引体質 物語上での目的:鬼から受けた呪いを解くため鬼の生まれ変わりを攻略すること 覚醒具:鬼美弾護 生まれ変わり:桃...

桃組プラス戦記の名言

人がなんで悩んでるのかなんて表面だけではわらかないもんだなあって

桃園祐喜

「白雪姫」の生まれ変わりであるフレイヤは、同じく童話の主人公の生まれ変わりの「親指姫」や「シンデレラ」と自分を比べて自分は尻軽にもほどがある、と思っていた。 そして自分を迎えに来てくれるはずの王子様が迎えに来てくれないことを気にしていた。 それを聞いた主人公の桃園祐喜がフレイヤに言ったセリフ。 他人は何を悩んでいるか表面を見ただけではわからない、という核心をついている。

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