隠れたクリスマス映画 - ダイ・ハードの感想

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映画レビュー数 5,784件

隠れたクリスマス映画

4.04.0
映像
4.5
脚本
4.5
キャスト
4.5
音楽
3.5
演出
4.0

クリスマスの時期になると、この映画が見たくなる。 ブルース・ウィリスが演じるニューヨーク市警の刑事、ジョン・マクレーンを主人公としたシリーズの1作目。個人的には1作目が一番面白いと思う。 全編を通して大掛かりなアクションと手に汗を握る展開だが、アメリカ的ド派手な映画という感じで、王道のアクション映画を見たいときはこれに限る。マクレーンとサポート役の刑事とのやり取りも型通りで面白く、敵役とのやり取りもお決まりの嫌味の応酬で、日本人が想像するアメリカ映画はこんな感じ、という思いが強い。 クリスマスになるとこれが見たくなるのは、テーマソングとしてベートーヴェンの第九が使用されているからである。話の中もクリスマスパーティーから始まる設定だが、それどころではない展開なのに、最後にきっちりクリスマスの話に戻るところが、大騒動があったのに何事も無かったような風をするアメリカっぽさが出ていてとても好きだ。

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他のレビュアーの感想・評価

最も第九の似合う男

クリスマスといえばもちろんこの男。死なない男、その名もジョンマクレーン!まあレビューといっても、知らない人なんてほとんどいないだろう名作ですから、あれこれストーリー解説したってしょうがないからしませんが、主人公マクレーンの魅力って、一体どこにあると思いますか?しぶとい意外に突出した長所もないハゲたおっさんが、どうしてこんなにカッコイイのか。だって基本的に戦い方はキレがないし、いっつもひぃひぃ言ってるし、弱音は吐くし愚痴はこぼすしそもそも口が悪いし性格も横暴だし、なぜなのか?なんてかね、そういう人間臭さが魅力的だったりするのかもしれないのかな。また演じてるブルースウィリスが、魅力的な人物という事も大きいですが、みっともなくても泥臭くても、最後は必ず助けてくれる頼りになる親父。もしかすると、理想の父親像をそこに見ているのかもしれないなあ。この感想を読む

5.05.0
  • ピッチャーピッチャー
  • 104view
  • 372文字

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