ダイ・ハードの感想一覧
映画「ダイ・ハード」についての感想が9件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
最も第九の似合う男
クリスマスといえばもちろんこの男。死なない男、その名もジョンマクレーン!まあレビューといっても、知らない人なんてほとんどいないだろう名作ですから、あれこれストーリー解説したってしょうがないからしませんが、主人公マクレーンの魅力って、一体どこにあると思いますか?しぶとい意外に突出した長所もないハゲたおっさんが、どうしてこんなにカッコイイのか。だって基本的に戦い方はキレがないし、いっつもひぃひぃ言ってるし、弱音は吐くし愚痴はこぼすしそもそも口が悪いし性格も横暴だし、なぜなのか?なんてかね、そういう人間臭さが魅力的だったりするのかもしれないのかな。また演じてるブルースウィリスが、魅力的な人物という事も大きいですが、みっともなくても泥臭くても、最後は必ず助けてくれる頼りになる親父。もしかすると、理想の父親像をそこに見ているのかもしれないなあ。この感想を読む
巻き込まれようが気の毒
もうシリーズ化されて定番の作品ですが、本当にマクレーン刑事が気の毒になってしまいます。たまたまタイミングの悪い時に・悪いところにいてしまったという感じですね。場所が限られていて、あちらこちらに移動するわけではないのに、ハラハラドキドキの展開あり、ちょっとほっとする場面ありとうまくできていると思います。孤軍奮闘するマクレーン刑事を外からサポートする普通警官という設定もお決まりになっていますが、この作品の警官もいい味だしています。結局、現場を知らない上司に振り回されるのって、普通の一番下っ端の人間なんですよね。現実的にはたった一人でテロリスト集団相手に事件処理なんてできるわけはないですけれど、ブルース・ウィリスの泣き言をいいながら頑張る様子に笑いながら応援したくなる面白い映画です。
ブルース・ウィリスは死なない
ブルース・ウィリスはいかにして、この絶体絶命の大ピンチを生き延びるのか、それだけに集中してみたい映画です。他の登場人物が何人死のうが殺されようが、ブルース・ウィリスだけは絶対に死なないというところがポイントです。吹き替え版のイメージのせいか、言葉づかいも荒いし、一見頭の悪そうなブルース・ウィリスですが、頭脳戦にも機敏に対応できているところが、彼の生存率を高めていると思います。トランシーバーでしか通信手段がないところなど、時代は感じますが、何度見ても面白い、時代を超えた名作だと思います。ブルース・ウィリスと連呼してしまいましたが、役名はジョン・マクレーン刑事です。
何度見ても飽きないし古くならない。B・ウィルスが最高です
もう何度この映画を見たでしょうか。見るたびに面白いなぁー思います。1年前にも見ましたが古さを感じませんでした。2度目以降に見た時は、序盤のクリスマスの雰囲気から、その後の展開を想像してワクワクしまてきます。ブルース・ウィルスが若くて動きが切れてて、髪の毛もまだまだあって、魅力的です。ちょっとひねったようなセリフも嫌味に感じないのもB・ウィルスの個性なんでしょうね。それと敵方がとことん悪い奴なのがいいですね。特にボス役のイラついてる表情や、B・ウィルスに見つかって一般人のフリをする時の表情なんかがじっと見てしまうくらい魅力的だったりします。それでいて決して間抜けじゃない。プロ対プロの、知恵と知恵の対決が成立してて全編だれないところがよく出来てるなぁと思います。何度見ても飽きないし古くならない、稀有な映画だと思います。
隠れたクリスマス映画
クリスマスの時期になると、この映画が見たくなる。ブルース・ウィリスが演じるニューヨーク市警の刑事、ジョン・マクレーンを主人公としたシリーズの1作目。個人的には1作目が一番面白いと思う。全編を通して大掛かりなアクションと手に汗を握る展開だが、アメリカ的ド派手な映画という感じで、王道のアクション映画を見たいときはこれに限る。マクレーンとサポート役の刑事とのやり取りも型通りで面白く、敵役とのやり取りもお決まりの嫌味の応酬で、日本人が想像するアメリカ映画はこんな感じ、という思いが強い。クリスマスになるとこれが見たくなるのは、テーマソングとしてベートーヴェンの第九が使用されているからである。話の中もクリスマスパーティーから始まる設定だが、それどころではない展開なのに、最後にきっちりクリスマスの話に戻るところが、大騒動があったのに何事も無かったような風をするアメリカっぽさが出ていてとても好きだ。この感想を読む
1998のアメリカ映画代表作。
ブルース・ウィルスの代表作であるダイ・ハードはNY市警をめぐる。数々のテロリズムを刑事であるジョン・マクレーンがNY市の問題を解決していく映画です。その名のとうり彼はは死にません。この男は最も不運なタイミングで、最も不運な場所に居合わせる、最も不運な男であり、簡単には死なない(不死身の)男でもある。長年追いかけている犯人がおり、それを捕まえるまでは家族のいるロサンゼルスに引っ越すことは出来ない真面目な面もある男で、どんどん怪我をしていきます。最終の場面では血だらけで、人質の救出を試みて敵の「テロリストのいるナカトミプラザの侵入、犯人確保まであばれまリます。
不死身の男「ダイハード」
テレビで何度も何度も放送されているが、その度に必ず観てしまう人気アクション映画である。又、会社などの仕事で気分が滅入ってしまっているときなど、このDVD映画を引っ張り出して観ると、気分がスカッと晴れてしまう映画でもる。全米でも大人気映画のようで、シリーズ化されて現在で第5シリーズまでいっているようだが、やはり、どんなシリーズ物でも元祖が概ね最良の出来のようです。マクレーン市警演じる主演のブルース・ウィリスは、この「ダイ・ハード」(1988年)で売り出したとも言われ、彼自身も予期しなかったほどの大スターになることができたといっといる。 何でも、この映画の興行収入は1億5千万ドルを記録したともいわれ、当時としては破格の売り上げである。当時の日本は世界に冠たる経済大国であり、例によってロスアンジェルスに超高層ビル(ナカトミ商事)を完成させる。その落成披露パーティにテロリストの強盗団が襲う。そこえ、最...この感想を読む
何度見ても飽きない本物の娯楽作品
正直、ブルース・ウィリスという俳優をあまり知りませんでしたが、この作品が世界中で大ヒットしたため、彼のファンになった人も多いでしょう。本作品はただのテロリスト退治ではなく、母親が勇気を出してテロリストとの交渉役を努めたり、声だけにもかかわらず互いを信用してテロリストを退治できた、黒人警官との協力と人種を超えた友情、離れ離れになりそうだったものの家族との絆が復活する瞬間をを描き出しています。最後のシーンに流れるクリスマスソングが、この物語のハッピーエンドを演出しているのがまた憎い演出です。何度見ても飽きない作品ですし、見れば見るほど気づくことが多い逸品です。
テロリスト集団に立ち向かう
別居中の妻の職場に会いに行ったマクレーン警部がテロリストの襲撃に巻き込まれます。妻や周りの人達を助けるために、完全武装しているテロリストを制圧しようと単身立ち向かいます。相手は凶悪で武器は精巧であり、応援の警察はなかなか手助けとなってくれません。そのほとんどをマクレーンが自力で活路を切り開いていきます。時にはマスコミの報道に邪魔される結果となったり、狡猾な犯人側の反撃で負傷したりと何度もピンチに見舞われますが「ダイ・ハード(なかなか死なない)」のタイトル通りにマクレーン警部はタフで切り抜けていきます。本作はただのアクション映画としてでなく、キャラクター、舞台設定、ストーリー展開などこれ以降のアクション映画の雛型になるなど多大な影響を与えた一作です。痛快でありながらスリリングで、見ていて飽きることがありません。おすすめの一作です。