ゴシックかつ素敵な世界観です。
神近男爵の息子・我藍に震災孤児として拾われたソラト、そして我藍の婚約者で巫女である清らの三人は大人たちには縋れない、一人で生きていかなければならないと強く意思を持った子供たちでした。 ソラトは使用人という身分ですが、三人でいるときだけは身分も関係なく接しようと今までの時間を一緒に過ごしてきました。 しかし、神近男爵の怪しげな行動にソラトは不思議に思いそして…我藍が思いを寄せている清らはソラトに思いを寄せていて三角関係みたいです。 ソラトは結構強いのですが、我藍相手だと拾われた恩もあって手を抜いていて、そんな所も清らに見透かされてしまい清らが迫った所と力を抜いている証拠を我藍の見られてしまい三人の中に亀裂が入り始めました。 男爵はノエラという女の子の巫女の体を完成させるために、女の子を殺していたのですが…この巻だけで目まぐるしく話が動き出したのでついていくので精いっぱいでした。 手に焼印があるソラトは一体どういった存在なのか、ソラトを助けた書生に…ノエラとなってしまった清ら、そしてソラトに銃を向ける我藍…謎は深まるばかりでした。
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