有り得なかったはずの、アニメーションプリンセスと実写弁護士との恋。 - 魔法にかけられての感想

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有り得なかったはずの、アニメーションプリンセスと実写弁護士との恋。

4.54.5
映像
4.5
脚本
4.0
キャスト
4.5
音楽
4.5
演出
4.0

予告を初めて見た瞬間から正に、キター!的な気持ちでした! ディズニーがディズニーを嗤う!という。 東京ディズニーランドと同世代である私は、幼い頃からいつの間にか、プリンセスに限らずディズニー作品がそばにありました。主にアニメで。 そのアニメの中だけで許された特有のファンタジー、魔法とか動物ががっつり味方になったりとか、何だかんだで王子様と出会えるとか。そういうのがもし現実になったら…という設定の映画をまさか観ることができるとは! 兎に角アニメ側の人たちと現実側の人たちとの、温度差がどうもやっぱり笑えてしまう。 歌うことも動物と仲良しになることもドレスで暮らすことも運命を信じちゃったりすることも、アニメ側の人たちはごく自然にやってしまいます。 それに対する現実側の人たち、特に大人の戸惑いが…! でもミュージカルシーンはやっぱり楽しい場面になっています。 ジゼル役を選考するに当たって、ディズニープリンセスの役柄ということから、まだあまり知名度の高くない女優さんにすることにした模様ですが、仕草から何からピッタリなキャスティングです!

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満たされた気分になるミュージカル映画

大人に見て欲しいミュージカル映画2007年に公開された大人でも楽しめるディズニー作品。映画の最初はアニメですが、すぐに実写となり、お姫様が王子様を探しに行くストーリーとなります。王子とお姫様、ディズニー、ミュージカルと子供向けの映画と思われますが、大人でも十分に堪能でき、大人にこそ観てもらいたい映画。おとぎ話から出てきたジゼルは、永遠の愛を信じ、悪い人などいないと信じています。現実には、そんな事があるはずありませんが、本当はそうやって生きられたらどんなに楽でしょう。人を信じて疑わない、誰もが善良となったら、優しい気持ちになり戦争も起きないかもしれませんね。そんな、ジゼルを「魔法にかけられて」では、滑稽な出来事と、楽しいミュージカルで明るく表現しています。ジゼルは歌を歌えば、なんでも叶うおとぎの国の人なのですからね。しかし、それだけで終わらないのが「魔法にかけられて」の良いところです。なにも...この感想を読む

4.64.6
  • mayurinmayurin
  • 167view
  • 2307文字
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