コン・エアーのあらすじ・作品解説
コン・エアーは、1997年に公開された、囚人専用機という特異なシチュエーションでおこるハイジャックを描いた航空パニック・アクション映画であり、実在するアメリカ連邦保安局の空輸隊の名称である。 監督は、これが劇場用長編初となるサイモン・ウェスト、主演はニコラス・ケイジである。 妊娠中の妻を守るために殺人を犯してしまった、ニコラス・ケイジ扮するキャメロン・ポーは、獄中で8年過ごし、模範囚として仮釈放されることとなり、囚人専用の輸送機に搭乗した。そこには新設の超厳重警備施設に移送される、冷酷な知能犯サイラス・グリサムや黒人ゲリラ軍将軍ダイヤモンド・ドッグなどの凶悪犯たちも乗せられていた。凶悪犯たちによって計画されたハイジャックにキャメロン・ポーが、同じく事件に巻き込まれた囚人仲間や護衛官を救うため、愛する妻と服役中に生まれた娘に会うために戦いを挑んでいく映画である。 1997年全米興行収入は、224百万ドルである。
コン・エアーの評価
コン・エアーの感想
ド派手アクションの連続
とにかくド派手なアクションの連続。大勢で家飲みをしている時や、テレビ放送を合間合間に見ても楽しめる、分かりやすいストーリー。ただ、ちょっと囚人が多いから、特徴と名前だけ最初に覚えておけば、あとはだいたい楽しめる。凶悪な囚人たちを護送しているコン・エアーだから、ド派手なアクションがあることは仕方がないし、それがこの映画の見所。でも一番ハラハラしたのは、砂漠の空港に到着した時のガーランドの行動。女の子を前にして、何もしないよね、何もしないよね、と祈ってしまう。ニコラス・ケイジは殺人犯ということを忘れてしまいそうなくらいの圧倒的なヒーロー。ちょっとした矛盾を感じても、難しいことは考えないことが、純粋に楽しむ秘訣。
アクション大作
面白い映画ですかね。胸があつくなります。ストーリー自体はおもしろいし、好印象なのだが、非現実的すぎる。凶悪な囚人を護送する飛行機に、わずか数名の看守。この時点で既に不自然。しかも看守弱すぎ。凶悪犯=強い看守(刑務官)=弱いという一般的な印象構図。このイメージは大間違い。私の友人で米国で刑務官をしている者がいるのですが、彼の話によると刑務官になるためには、全米基準の体力テストに合格する必要があり、かなり屈強な人間でないと刑務官にはなれないらしいです。あの、自分の車自慢している馬鹿みたいな捜査官を最悪ですね、あいつのせいで事件がおきたようなものですからね。それに余計なことばっかりするし!!それがこの映画の楽しむところでもあるのかな。最後は感動しました。
アクション作品としては面白い
パール・ハーバーのジェリー・ブラッカイマーが製作したド派手アクション映画です。内容は、過失致死で仮出所をしたニコラス・ケイジ扮する主人公のキャメロン・ポーが、自分が服役中に生まれた娘と愛する妻に8年ぶりに会うため、刑務所から連邦局の囚人輸送機に乗り込みます。その名がコン・エアー。囚人輸送機に乗り合わせた他の囚人は非常に危険で、全米を震撼させた6人でした。その中心人物は冷酷な知能犯サイラス。コン・エアーが離陸した瞬間、とても平穏に家族のもとまで辿り着けない雰囲気でしたが・・・・・・。この作品は内容うんぬんよりも、お菓子を食べつつジュースを飲みつつ楽しむことができる映画です。つまり、難しい要素は一切なし。その後の展開もすぐ読めます。昔映画館でも見ましたが、民放で週末の洋画劇場などでも数回見ました。週末に疲れた心と体のリフレッシュにはこの映画はおすすめかもしれません。飛行機やビルが派手に爆破...この感想を読む
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