魔法にかけられての感想一覧
映画「魔法にかけられて」についての感想が12件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
満たされた気分になるミュージカル映画
大人に見て欲しいミュージカル映画2007年に公開された大人でも楽しめるディズニー作品。映画の最初はアニメですが、すぐに実写となり、お姫様が王子様を探しに行くストーリーとなります。王子とお姫様、ディズニー、ミュージカルと子供向けの映画と思われますが、大人でも十分に堪能でき、大人にこそ観てもらいたい映画。おとぎ話から出てきたジゼルは、永遠の愛を信じ、悪い人などいないと信じています。現実には、そんな事があるはずありませんが、本当はそうやって生きられたらどんなに楽でしょう。人を信じて疑わない、誰もが善良となったら、優しい気持ちになり戦争も起きないかもしれませんね。そんな、ジゼルを「魔法にかけられて」では、滑稽な出来事と、楽しいミュージカルで明るく表現しています。ジゼルは歌を歌えば、なんでも叶うおとぎの国の人なのですからね。しかし、それだけで終わらないのが「魔法にかけられて」の良いところです。なにも...この感想を読む
有り得なかったはずの、アニメーションプリンセスと実写弁護士との恋。
予告を初めて見た瞬間から正に、キター!的な気持ちでした!ディズニーがディズニーを嗤う!という。東京ディズニーランドと同世代である私は、幼い頃からいつの間にか、プリンセスに限らずディズニー作品がそばにありました。主にアニメで。そのアニメの中だけで許された特有のファンタジー、魔法とか動物ががっつり味方になったりとか、何だかんだで王子様と出会えるとか。そういうのがもし現実になったら…という設定の映画をまさか観ることができるとは!兎に角アニメ側の人たちと現実側の人たちとの、温度差がどうもやっぱり笑えてしまう。歌うことも動物と仲良しになることもドレスで暮らすことも運命を信じちゃったりすることも、アニメ側の人たちはごく自然にやってしまいます。それに対する現実側の人たち、特に大人の戸惑いが…!でもミュージカルシーンはやっぱり楽しい場面になっています。ジゼル役を選考するに当たって、ディズニープリンセス...この感想を読む
もしプリンセスが現実世界にやってきたら。
もし、ディズニーのプリンセスが現実世界にやってきたら・・・というのを、ディズニー自ら作ってしまった作品。森に暮らす夢見るヒロイン、ジゼルが王子様と出会い、結婚。しかし、意地悪な継母の手によって、現実世界にやってきてしまいます。アニメの中だと違和感ないプリンセスが、こうまで滑稽に見えるのか!とひたすら笑えます。主演のエイミー・アダムスが、天然ボケで夢見るヒロインを好演。彼女の素直な純粋さが、いい味を出しています。また、勘違いしている王子様、悪役の魔女も個性的で楽しいです。現実世界で忘れがちなことを大事なことを、2次元のアニメキャラクターから教えてもらった作品でした。大人も子供も、ミュージカルが苦手な人も楽しめると思います!
コメディ要素もあり、笑って観れました!
ディズニーらしくというか、ファンタジーからコメディまで色々な要素がつまっていて、とても楽しく観ることができました。 プリンセスの天然ボケで可愛らしい性格と、ちょっとドジな王子様も魅力的だったし、悪役もどっか憎めないキャラで、観ていて飽きません。 結構ずっと笑っていました♪ あんなのが、現実世界にきたら確かに頭がおかしい人だと思うんですが、そこに巻き込まれていく人たちも、プリンセスの人柄に癒されて最後は応援したくなっていきます。 現実の人間関係の大変さを忘れ、人って案外いいもんだなとそんな風に思わせてくれる作品かもしれません。 最後は、ああいう形でハッピーエンドになってちょっと意外だったけど、よかったなって思いました。 観終わった後は、恋した~い(笑)って思います♡
新しい形でのハッピーエンド!
あんなに綺麗で可愛かったアニメの中でのお姫様が・・・ちょっと現実を見た気がしました。実際に考えてみるとシンデレラだってネズミに助けられているけど実際にネズミが這い回ってると考えるとちょっと・・・性格的にも白馬の王子様を信じて待って(歌って)いるのもちょっと痛い。そんな事を考えさせる一作でした!最初はジゼル姫の超箱入り娘の天然というか空気の読めない発言にロバート同様ドン引きしつつハラハラしていましたが、現実世界に少しずつ対応しつつもどこか夢のある、愛のある考えを捨てない姿は現代人は子供の頃に捨ててしまった心を感じさせました。あんな人がいてくれたら少子化対策だったり、離婚率の低下につながるのではないかとホンキで考えました・・・
ディズニーが自虐!?
ディズニーの実写映画を久しぶりに拝見しました☆アニメから実写へ切り替わるという演出や、CGを巧みに使った実写の世界で起こるハチャメチャ劇は、とっても面白かったです♪ディズニー映画、特にプリンセス映画には絶対欠かせない“ミュージカルタッチな演出”“動物達はみんなプリンセスの味方““素敵な王子様が迎えに来る”とう3拍子を、実写でとてもコミカルに、現実の皮肉も加えて進んでいくストーリー♪ロバートがジゼルが歌で感情を表現しようとしたときに『歌はいいから!』とツッコミを入れるシーンには思わず爆笑してしまいました!私たちの知っている、純粋で可憐で穢れを知らないお姫様が、現実の世界を知っていくという設定は、きっと誰もが引き込まれる事間違いなしだと思います♪
ディズニーっぽくはないかも
今までのディズニー映画とは少し違う様な感じの映画。そこにハマる人もいれば、私の様に低い評価をつける人もいると思う。この映画がディズニー映画でなければ私の中でもっと高評価だったぐらい内容は良く出来たものでした。プリンセスが実写になってしまった事が少し残念です。ディズニーランドなんかでも実写の人。すごくキレイだけど自分が思い描いているプリンセスとは少し違うんですよね。この映画もそんな感じでした。自分のイメージとのギャップ。ただ映像はとても素晴らしくてディズニーらしく夢がありました。CGもところどころ使っていた様に思えます。音楽も壮大な感じがしてとても良かったです。
ディズニープリンセスが実写になった!
ディズニー映画のプリンセスはかわいらしくて柔らかい動きで、とてもハッピーオーラ満載。でもやっぱり現実の世界だと興ざめしてしまうよね、と思っていました。本作を見るまでは。実写になってもジゼルのかわいらしさは変わりません。仕草も雰囲気も完璧にディズニープリンセスなのです。けれどそれだけじゃ終わらない、現実と戦うプリンセスというところに共感できます。所々に笑える要素も散りばめられています。おとぎ話オンリーじゃないところもこの映画の魅力。特に好きなのはラストシーンです。ディズニー映画に携帯が出てくるなんて!バランスがとてもいいディズニー映画だと思います。
設定が面白い
アニメの世界と実写の世界が入り組んだ世界観がとても面白いですね。魔女を倒すところまでは普通の展開ということで、おもしろさもまぁまぁなのですが、最後が良いです。アニメの世界から来たお姫様は結局追いかけてきた王子様と一緒にアニメの世界に帰ってめでたしめでたし。。ではなく、実写の世界の男性とくっついちゃう。そして実写の世界の男性を好きだった女性は、アニメの世界の王子様とくっついてアニメの世界に行ってしまう。人によっては最後が想像できてしまう、という人もいるかもしれず、ありきたりだと思う人もいるかもしれませんが、期待を裏切らず良いエンディングだと思いました。ディズニーだからできるストーリーですよね。
ジゼルがかわいいです。
魔法の国で暮らすジゼルは、王子との結婚式の日に魔女に騙されて現代のニューヨークへと送り込まれてしまいます。今までいた世界の常識が通じず困り果てていた彼女ですがその立ち振る舞いがかわいいです。ニューヨークでも歌って踊り出し回りの人達もハッピーになっていきます。そんな中、超現実主義の弁護士ロバートと出会いロバートの息子と仲良くなり、ジゼルはロバートに惹かれていきます。本当にピュアでマイペースなジゼルですが、そんなピュアな気持ちが懐かしくて胸キュンしちゃいます。最後に踊る二人のシーンのミュージックがとても切なくてこの二人はどうなるんだろう?って思います。この映画で純粋な気持ちにさせてもらえました。
パロディなのに王道
今までのお姫様ディズニー映画をディズニー自身がパロディにした実写作品です。歌って踊って、王子様に憧れて、ネズミが友達で、そんな生活を送っていた絵に描いたようなディズニープリンセスが現代のニューヨークに!もう、それだけでワクワクしちゃいます。おとぎ話の世界とニューヨークの対比はシニカルでユニーク。舞踏会のシーンや動物達など実写のディズニーらしさもうまく表現されていたと思います。主人公のジゼルは、とてもかわいいのですが、現代でもディズニーを貫く姿勢を見ているとディズニーランドの帰りの地下鉄で、かぶりものを外さずにいるようななんだか恥ずかしい気持ちに・・・
ディズニーアニメの世界が現実に・・
ディズニーアニメの世界と現実が絡んだストーリーをうまく表現した素敵な作品です。ディズニーアニメの世界が現実に出てくると、こんなことになってしまうのか!と思ってしまうほどに面白いです。オマージュが出てきたりするので、それを見つけたりするのも楽しかったりします。そして、なんてったってジゼルがめちゃめちゃ可愛い!!!ディズニープリンセスをすごく上手に表現できているので、ディズニープリンセス好きはもちろんですが、そうでない人でも可愛いと思っちゃうこと間違いなしです!!ディズニーらしさがたくさん詰まった夢のあるストーリーなので、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。幸せな気持ちになれる作品です!!