予想だにしなかったグロホラー - イベント・ホライゾンの感想

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予想だにしなかったグロホラー

4.04.0
映像
4.0
脚本
4.0
キャスト
4.0
音楽
4.0
演出
4.0

まずは時代背景から。 2015年には人類が初めて月面に移住しているとのこと。これはまず実現しないです。 2032年には火星で民間の採鉱が始まるとのこと。これも現時点では不可能でしょう。 2040年には超深宇宙探査船イベント・ホライゾンが、太陽系境界線の探索に出発。しかし、海王星の彼方で消息を断ったとのこと(当初は原子炉が故障し大破と噂されていた)。 そして2047年の現在、イベント・ホライゾン号から微弱電波を傍受したとのこと。そこで、船の探索と空白の7年間で何が起きたかを調べるべく極秘任務を進めていきます。 実は、イベント・ホライズンは国家の機密実験船で、次元に穴を開けて、何光年もの彼方に瞬時に移動することができます。そして、この重力推進(イオン・ドライブ)という航法を開発したウェアー博士が、今回探索船にのっています。 ところで、傍受した信号は「リバラテ・メ」=「助けて」と聞き取れたのですが、後々実は「リバラメ・トゥテメ・エクス・インフェリス」=「己を救え、地獄から」であることが判明、また映像テープが残っており、そこには船員たちが殺しあったり、肉を食らうといった、まさに地獄絵図が映されていました。 どうやらイベント・ホライズン号は宇宙の彼方にいき、そこで持ち帰ってはならないものを持ち帰ってしまったようです。 本作は、エイリアン系の映画ではありません。 宇宙の果てには地獄があり、そこが発する強大な負の力が、一瞬で人を変えてしまうというものです。 あえてクリーチャーを出さず、エネルギーによって精神が支配されるという設定にしたところまでは、かなり斬新さもあり面白いのですが、いかんせんあのグロ描写が…。 あの場面で、それをうまく表現できれば、きっと一流のホラーとして評価を受けたに違いないです。 相対性理論、テンソルの法則、イオン・ドライブなど、物理学的な話がでてくるのも嬉しいですし、1人1人のキャラも立っていて楽しめます。 そして、正体の分からない恐怖に人々が怯え、精神崩壊していく様もうまく表現されています。 ラストも個人的にほぼ満足してます。 何度も言いますが、本当にあのグロ描写だけ何で我慢できなかったかなあ…。ということに尽きます。 あれさえなければ、人にも勧めることができました笑 賛否両論ですが、個人的には好きですよ笑

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