文藝春秋のおすすめ作品一覧
文藝春秋の代表作から最新作まで全1808作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンでは、感想と評価をもとにおすすめの作品をご紹介しています。
対岸の彼女
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直木賞受賞作。
自分自身の学生時代からの記憶を呼び起こされた小説です。どこにでもある女性達特有の話。生きてきた中で、些細な一言に心が沈むことなんて多々あ...
最後の将軍 徳川慶喜
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徳川慶喜の人物像
江戸幕府15代将軍、ラストエンペラーである徳川慶喜の物語です。徳川慶喜と言えば鳥羽伏見の戦いで敵前逃亡した卑怯で臆病な将軍というイメージ...
蛇を踏む
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万人受けはしないだろう、短編3つ。
表題作「蛇を踏む」は、第115回芥川賞受賞作品なのだそうです。この本には、その他に、「消える」「惜夜記(あたらよき)」という短編が収録さ...
センセイの鞄
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おつきあいしてからの描写が少ない理由
おつきあいしてからの描写の少なさについて『センセイと再会してから、二年。センセイ言うところの「正式なおつきあい」を始めてからは、三年。』...
うつくしい子ども
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子供も大人と同じ。
自分の弟が突然、少年Aとなる。まだ13歳の弟が9歳の妹の同級生を殺してしたとして警察に補導(成人してないので逮捕ではない)されてしまった。...
半分の月がのぼる空
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定番
「半月がのぼる空」でもよかったのに、もっと言えば、「月がのぼる空」でもよかったのに、あえて、「半分の月がのぼる空」にしてるあたりが、ボク...
やわらかなレタス
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「食」にまつわるエッセイです
「食」にまつわるエッセイです。著者は、果物が大好きで、夕食以外は基本的に、果物が主食なのだそうです。そんな風に果物を一杯食べるから、こう...
シューカツ!
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綺麗事だけじゃない、働くことの意味とは。
就活生は必見。集団討論の内実、評価のポイント、ESの書き方コツなど、実際に就活をしている人にとってためになることが凝縮されている一作だ。例...
強運の持ち主
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女性占い師が主人公である、4編の連作短編集
ルイーズ吉田という、女性占い師が主人公の4編の連作短編集です。その恋人が、すごい強運の持ち主で、占い的な相性も良い、通彦。だけど、現実的...
町長選挙
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短編集でありながら読み応えのある作品
何か得したような喜びと驚き図書館で本を探す暇がなく、適当な作家にあたりをつけて借りることがよくある。この本も奥田英朗ならそれほど大事故に...
私の男
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作品構成
「父と娘の愛情」は桜庭さんの作品のテーマの一つとされるが、その最終形態とも言えるのがこの作品である。冷たい北の海という舞台が2人の狂おしい...
点と線
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一瞬の目撃
初期の松本清張の代表作品の一つとも言われている本編は、古いものであり、この種の時代のミステリにはあまり合わないものもあるのですが、本作は...
ぐるぐるまわるすべり台
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大人だと分かるような空気感を感じる本。
読み終わった感想は、中村航さんらしい本だったな、ということ。起承転結があるわけではなくてある一時期の、ある感情を綴った本、という感じ。大...
陰の季節
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管理部門中心の話だが、推理も楽しめる作品
捜査畑以外に注目した話通常の警察小説と呼ばれる小説では犯罪が起こり、刑事が様々な証拠を集め、犯人の動機を探り犯人にいきつくというストーリ...
もう誘拐なんてしない
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読み終わった後、タイトル通りの気持ちになる作品
「もう誘拐なんてしない」というタイトルだけ見ればなんだか大変シリアスな展開が待っていそうな気がしますが、そこは東川篤哉作品、読み終わった...
侏儒の言葉
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作家・芥川龍之介の晩年の創作上の苦悩を、赤裸々に吐露した、悲愴な人間社会への不信や、人生への絶望感が感じられる随想集「侏儒の言葉」
作家・芥川龍之介の作品は、常に意識的に作品の主題、構成、効果などをあらかじめ緻密に計算した上で、その明確に示された主題、緊密な構成、個性...
69(sixty nine)
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下品だけど
青春だなって感じがひしひし伝わる作品ですかね。夏って感じ。内容は下品ですよね。村上龍さんてもっと大人な感じですけどこういうことも考えてら...
陰陽師 天鼓ノ巻
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相変わらずの二人です。
相変わらずの二人のやりとりと仲の良さにほっとします。安定のやりとり。ほっこりします。今回は蝉丸法師のお話です。百人一首でおなじみの蝉丸法...
空白の叫び
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少年犯罪について考えさせられる傑作
貫井徳郎の新たな挑戦私は貫井徳郎の作品をデビュー作から読み続けていますが、この作品ほど涙を流した作品は他にありません。性を問わず年齢を問...
池袋ウエストゲートパーク
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平成を象徴する推理小説
文体の読みやすさ通常推理小説というと時代や場所、登場人物の描写が多くて背景を推測するために読んでいて疲れることが多かったのですが、(例;...