放浪の戦士のあらすじ/作品解説

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放浪の戦士

5.005.00
文章力
5.00
ストーリー
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キャラクター
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設定
4.67
演出
4.67
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放浪の戦士のあらすじ・作品解説

【放浪の戦士】は、茅田砂胡著「デルフィニア戦記」シリーズの第一作。初版は1993年講談社C★NOVELSより出版、また中公文庫から2003年に文庫版が出版され、2014年にはスペースシャワーネットワークからドラマCDが発売された。 第一巻のあらすじは以下の通り。西欧中世風の舞台・アベルドルン大陸に迷い込んだ異世界の少女・リィは、何者かに追われる青年剣士・ウォルを成り行きから助けてしまう。異界から来たというリィを訝しがりつつも、助太刀の礼に不慣れな世界の道案内を買って出たウォル。しかし彼は政変により王位を追われたデルフィニアの若き王であり、国王派残党の要請に応じ合流を図る道程であった。行く当てのないリィは自然にウォルに付いて行くこととなる。この少女と国王の出会いが、デルフィニアいやアベルドルン大陸全体の歴史を変える事になるとは誰も予想していなかった……。 なお2013年より出版20周年を記念し「茅田砂胡プロジェクト」が始動、舞台公演や演奏会、ドラマCD化とメディアミックスが進行している。

放浪の戦士の評価

総合評価
5.005.00
(3件)
文章力
5.005.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
4.674.67
演出
4.674.67

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放浪の戦士の感想

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笑える戦記らしくない戦記!

個性的な主人公主人公は、強すぎる少女リィ。抜群の剣の腕、馬よりも早く走る脚力、塀を飛び越える跳躍力、大柄の男を持ち上げることのできる腕力を持ち合わせている年端もいかない絶世の美女が異世界から突然現れます。異世界に紛れ込む設定はファンタジー小説ではよくありますが、主人公がこれ程までに誰もがうらやむ能力を持っている、という設定にまず驚きます。加えて、その少女と行動を共にする男は、今は反乱軍に制圧されて国を追われたウォル王。このウォルは、リィの能力を目にして驚きはするが、自然とリィを「人とは違う生物」として受け入れていきます。そんな率直な性格のリィと常識にとらわれないウォルのやり取りが非常に笑えます。価値観の違いが埋まる理由異世界から来たという何も知らないリィに、ウォルが1つ1つ説明する場面が多く続きます。しかし、一方的にウォルが説明するのではなく、今の私たちの世界からしたら疑問に思うであろう...この感想を読む

5.05.0
  • 珠梨珠梨
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  • 1089文字
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