日本文学史のあらすじ/作品解説

理解が深まる小説レビューサイト

小説レビュー数 3,368件

日本文学史

4.504.50
文章力
3.50
ストーリー
3.50
キャラクター
4.50
設定
4.50
演出
4.00
感想数
1
読んだ人
1

日本文学史のあらすじ・作品解説

日本文学史とは小西甚一による日本の文学研究書である。1993年9月6日、日本の出版企業講談社より刊行された。全242ページからなり、主な使用言語は日本によって書き記されている。 本書の内容はタイトルが示す通り日本の文学の歴史を紐解く、記録するものであり、その文学のという言葉の及ぶ範囲は広い。主な本書における主な文学の範囲とはつまり日本古代、あるいは中世期に記された日本語の作品を主とするのである。そしてそこから浮かび上がる日本文学の本質とは作者の記すところによれば文芸作品における雅俗の混淆性にある。かつて古代期においては俗であったものが中世以降どのような形で雅という価値観を形成し、そして雅俗は一体となっていったのか、本書ではその経緯あるいはテクストの分析が細やかになされている。小説という限定されたジャンルだけでなく和歌、俳句、漢詩といった日本文学のエッセンスが網羅され、また新たな視点からその意味が見い出されている。

日本文学史の評価

総合評価
4.504.50
(1件)
文章力
3.503.50
ストーリー
3.503.50
キャラクター
4.504.50
設定
4.504.50
演出
4.004.00

評価分布をもっと見る

日本文学史の感想

投稿する

日本文学史に関連するタグ

日本文学史を読んだ人はこんな小説も読んでいます

日本文学史が好きな人におすすめの小説

ページの先頭へ