てとくちのあらすじ・作品解説
てとくちは、ジャンプスクエアにおいて2013年から2015年に掲載されていた時代劇作品である。原作は大崎知仁、作画は河下水希が担当し、単行本は全5巻が発行されている。 主人公であるお喋りが達者な少年の大黒屋周助は、人を楽しませる話術が得意であるが、肝心の商売はからっきしであり、奉公に出てもすぐに返される始末であった。そんな折に、周助はヒロインである剣術に長けた手練れの花村里江と出会い、口が達者な周助と無口で無愛想な里江のでこぼこコンビで便利屋稼業を始めることになる。 周助は実の両親を血煙の重蔵一味というかつての父親の同志を恨んでおり、里江と共に敵である重蔵と重蔵を悪の道に引きずり込んだ瀬良を追って奮闘する姿をコミカルに描いている。 同作品は2013年に前身となるストーリーを週刊少年ジャンプの読み切り作品として掲載されており、連載している期間の2013年にVOMICよりヴォイスコミックとして配信されている。