怪談のオリジナル
この本との出会い私は以前夢枕獏の作品を読んだことがあります。その時は、あまりそういう小説を読まないせいもあるのか、夢枕獏のエロい文章に途中で嫌になりながらも、やっぱり最後まで読んでしまった記憶があります。私はあまりネット検索をしないのですが、この夢枕獏が一体全体官能小説家かどうなのかは全く知りません。でもあの文章を書いていた作者が描くホラーは何といっても興味津々です。それが、私がこの本を選んだ理由です。エロいだけではない。はたして、夢枕 獏は私の期待にしっかり答えてくれただけでなく、今までエロいおっさんなんだろうと思っていた私の夢枕獏への第一印象もすっかり変わりました。とはいってもエロいおっさんという印象はそのままなのですが、エロくて面白くて、親しみやすいおっさんに変わったということなのですが。文字で書くと、あまり夢枕獏への私の印象が変わったというようには見えませんが、これは相当大きな...この感想を読む
5.05.0
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