ノルウェイの森の名言/名セリフ

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小説レビュー数 3,368件

ノルウェイの森

4.174.17
文章力
4.56
ストーリー
4.00
キャラクター
4.00
設定
4.22
演出
4.00
感想数
9
読んだ人
74

ノルウェイの森の名言

ノルウェイの森の名言集です。現在9件が登録されています。

不公平な社会というのは逆に考えれば能力を発揮できる社会でもある。

永沢さん

永沢さんの部屋でワタナベに向かって永沢さんが言った台詞

自分に同情するのは下劣な人間のやることだ。

永沢さん

ワタナベ君の引っ越しの手伝いをしてくれている永沢さんがワタナベ君に言った台詞。

世の中というものは原理的に不公平なものなんだよ。

永沢さん

ワタナベ君が怪我をして、寮に戻り、永沢さんの部屋にいって話しをしているシーン

他の奴らはみんな自分のことをまわりの人間にわかってほしいと思ってあくせくしている。

永沢さん

永沢さんとハツミさんとワタナベ君とで永沢さんの合格祝いで食事をしているときの台詞。

人が誰かを理解するのはしかるべき時期が来たからであって、その誰かが相手に理解してほしいと望んだからではない。

永沢さん

永沢さんとハツミさんとワタナベ君とが永沢さんの合格祝いで食事をしているときの台詞

結婚して、好きな人に毎晩抱かれて、子供を産めればそれでいいのよ。

ハツミさん

ハツミさんとワタナベ君とハツミさんのアパートで会話しているときの台詞

まわりが暗ければ、しばらくじっとして目がその暗闇に慣れるのを待つしかありません。

レイコさん

レイコさんからの直子についての手紙に書いてある台詞。

私たちは(私たちというのは正常な人と正常ならざる人をひっくるめた総称です)不完全な世界に住んでいる不完全な人間なのです。

レイコさん

ワタナベ君の手紙に対してのレイコさんの返事の手紙に書いてある台詞。

放っておいても物事は流れるべき方向に流れるし、どれだけベストを尽くしても人は傷つくときは傷つくのです。

レイコさん

ワタナベ君の手紙に対してレイコさんの手紙の返事の台詞。

ノルウェイの森の感想

ノルウェイの森を「生と死と性」というテーマで読み解く

その日僕らはウイスキーを飲みながら「ノルウェイの森」について語っていた。僕らは酒を飲んでいれば実によく小説や漫画について語り合った。そしてその日は村上春樹のノルウェイの森だったのだ。A「クライマックスのレイコさんとの性交って話として必要だと思う?」僕「『寂しくないお葬式』は絶対必要だけど、そこはどうだろうね・・・」そもそも性に対する記述が多い小説だからね、などと言いつつ話をしていたが、色々な登場人物の生や死を分析していくうちに一つの仮説にたどり着いた。クライマックスシーンでワタナベとレイコの性交がかかれているが、これにはどんな意味があるか?そしてその説を当てはめる事で、他の登場人物たちについても理解が深まるように思う。なお、以後説明する中で1人だけこの説が当てはまるのか判断できない人物がいる。それについても、この説にはまだ検討の余地があり完成でない、という明記しておく。考察の概要:この小...この感想を読む

4.04.0
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