きよしこの評価
きよしこについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
きよしこの感想
自分を少しだけ好きになれる本
読み終わり、すごく心が温かくなりました。 吃音の少年が周りの友達たちとともに成長していく話です。 最初、きよしこって何のことだ?って思ってましたが、やっと謎が解けました(笑) 子どもの時って、そういう解釈の仕方ありますよね。 自分で勝手に考えてるんですけど、大人になると正しいことがいいことになっちゃうから、そういう間違いすらしなくなると思うんですよ。 だから、子どもの頃の妄想やわがままさって今思うととても大事かなって。 今は、何か持っていることにものすごい敏感で、吃音とかあったら、やれ言葉の教室行けだの、検査受けろだのなりますが、昔ってそれすらも個性になっちゃうのかなって。 その人なりの生き方を、子ども同士で感じながら認め合う。 今はちょっとでも人とちがったり、何か持ってたりするのを認め合うよりも、下に見てかわいそうに思うっていうのが風潮になってるというか、あの子はああだからってやたらに...この感想を読む