とるにたらないものものの評価/評判

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小説レビュー数 3,368件

とるにたらないものもの

4.254.25
文章力
4.50
ストーリー
3.50
キャラクター
3.50
設定
3.75
演出
3.75
感想数
2
読んだ人
3

とるにたらないものものの評価

とるにたらないものものについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。

総合評価
4.254.25
(2件)
文章力
4.504.50
ストーリー
3.503.50
キャラクター
3.503.50
設定
3.753.75
演出
3.753.75

各項目の評価分布

総合評価

4.254.25
5.0
0
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

文章力

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

3.503.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
1
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャラクター

3.503.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
1
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

設定

3.753.75
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
1
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

3.753.75
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
1
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

とるにたらないものものの感想

とるに”たる”ものもの

エッセイとその作家これまでエッセイというものにはあまり興味がなかった。「とるにたらないものもの」の著者である江國香織も言っていた。「作品からその人の人となりや性格を憶測したり詮索するなんてナンセンス」だと。それは私も大いに賛成で、作られたフィクションの話を読んでいく中で、その表現の仕方やその人が体験しなければ書けなかったであろう心象の描写があるところを見つけては、その作家のパーソナリティを想像してみる。要はその物語の登場人物や状況ではなくて、その著者個人の頭の中を通じて作品を愉しむという読み方だ。これは全く持ってナンセンスだと思うし、むしろフィクションを読む上での醍醐味を台無しにしているとさえ思う。その延長線上で、作家のエッセイというものも私は好きではなかった。作家のパーソナリティが明らかになればなるほど、フィクションに対する感情移入はしづらくなる気がするし、ある意味で”冷め”てしまう...この感想を読む

4.04.0
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