さよなら妖精の評価/評判

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小説レビュー数 3,368件

さよなら妖精

4.004.00
文章力
4.00
ストーリー
4.50
キャラクター
4.50
設定
4.50
演出
4.00
感想数
1
読んだ人
1

さよなら妖精の評価

さよなら妖精についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。

総合評価
4.004.00
(1件)
文章力
4.004.00
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.504.50
設定
4.504.50
演出
4.004.00

各項目の評価分布

総合評価

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

文章力

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャラクター

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

設定

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

さよなら妖精の感想

設定の哲学と背景の歴史

ヨーロッパと日本まずこの小説の作られ方の一つとして、ヨーロッパと日本を対置していることが分かると思います。ヨーロッパがマーヤで、日本が路行をはじめとした友人たちですね。マーヤが「哲学的意味はありますか?」と頻繁に尋ねるのも、ヨーロッパ(キリスト教社会)と日本(あえていうなら日本教のようなもの)の違いにメタ的な意味で興味を持っているということです。これは、日本で小説家や思想家が物事を考えるときには避けては通れない視点であり、戦前の思想家(福沢諭吉など)や戦後の思想家(丸山眞男や吉本隆明)なんかがずっと考え続けてきたことでもあります。ヨーロッパとの違いとそれについてどう考えるかは日本にとっての主題になり続けているのです。日本観光客としてのマーヤマーヤが日本観光をしているシーンは外国人を日本でガイドしたことのある人なら同じような感覚に陥っているはずです。概して、他の国から来た人はこれまで日本に住...この感想を読む

4.04.0
  • セルビンセルビン
  • 113view
  • 1222文字
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