美女と野獣のあらすじ・作品解説
「美女と野獣」は作者が2人いて、1740年にヴィルヌーヴ夫人が最初で、1756年にボーモン夫人が発表した。広く知られているのが、ボーモン版の方で、ヴィルヌーヴ夫人が書いたものよりも、だいぶ短縮されている。 ある裕福な商人が、帰途立派な邸宅に迷い込み、3人の娘のうち、心も顔も綺麗な末娘のベルの土産のために、咲いていたバラを折ってしまう。邸宅の主人の野獣が非常に怒り、その娘を寄こせと息巻く。姉たちに責められ、責任を感じたベルは野獣の元に赴くが、予想に反し、優しく紳士的な振る舞いでもてなされ、思いを寄せられる。 心配で病気になった父を見舞うために家に戻る。1週間後に戻る約束をして、父は元気になったが、姉たちはベルを憎むあまり家に引き止めて野獣に殺されてしまうように仕向ける。ベルは野獣が嘆き悲しむ夢を見て、急いで邸宅に戻り野獣との結婚を宣言する。 ボーモン版では、魔法使いの呪いが解け野獣から王子の姿に戻った後に、意地悪なベルの姉2人を、罰として石に変えるエピソードが追加されている。
美女と野獣の評価
美女と野獣の感想
文字で読む美女と野獣
『美女と野獣』が大好きなので、文章でも世界に入っていけましたが、やはりキャラクターが動く映画が一番良くて、次は絵本が好きだなぁと思いました。でも、文章ならではの良さも感じたりしながら、雰囲気の差を味わえて満足です。キラキラした世界は映像ならではなんだなぁと思いながらも、読みながら想像して、楽しみました。小説も嫌いではないし、とても好きです。小説版『美女と野獣』を読むと映画『美女と野獣』を観たくなります。大好きな作品に変わりはないので、小説を読んでも素敵な時間を過ごすことは出来ました。やっぱり、『美女と野獣』は素敵で大好きな作品です。