夜のピクニックの評価
夜のピクニックについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
夜のピクニックの感想
歩行祭
「夜のピクニック」この本と出会ったのは、高校生の時である。貴子と融と同じ高校3年生の時。読解問題でこの本の存在を知った。作者の名前に見覚えがあり、ちゃんと読みたいと思った。高校生の時に自分でアルバイトをして稼いだお金で買った本だから、すごく愛着がある。表紙も気に入った。厚めの文庫本だったので、ゆっくり時間をかけて読んでいこうと決めていた。背表紙にかかれている「永遠の青春小説」というフレーズ。ここが一番のお気に入りである。読んでいる合間、読み終わった後に感じていたことは、「夜のピクニック」を高校生のあの時に出会い読めたこと、高校の10分の休み時間に、窓際の一番前の席、カーテン越しの日向が心地よいあの席で読めたことが何よりも嬉しかったのである。「青春」ってなんだろう。背表紙の「永遠の青春小説」このフレーズは、目にするたびに私をドキドキさせる。中学から、高校に進学するとき、少女漫画まではいか...この感想を読む