ヒナまつりのあらすじ・作品解説
ヒナまつりという漫画は、大武政夫によって2009年から描かれていて2015年現在も描きつづけられている漫画作品である。 主なあらすじは、若手ヤクザである新田の家に突如として現れた楕円形の物体から少女が出てきて新田の家に住み着いてしまい、じつはその少女「ヒナ」は、とても強力な超能力者で若手ヤクザと超能力少女の奇妙な生活が始まるという日常を描いたコメディ漫画である。 主な登場人物は、まず若手ヤクザの新田。彼は金髪のオールバックが特徴的で所々傷があり、入れ墨も入っているが、いわゆる武闘派ではなくインテリヤクザである。 そしてヒナは、異世界から飛ばされてきた少女であり、超能力者であるが、口数が少なく無表情なのに自由奔放で予想だにしないことをする変わった少女であるが、新田とは一緒に生活しているうちに親子の様な関係になっている。 この漫画は、他にも、妙なバーテンダーや、不思議な同級生まで多種多様な人達が登場する漫画である。
ヒナまつりの評価
ヒナまつりの感想
ヒナまつりは漫画版吉本新喜劇(新喜劇より面白いけど)
現在連載中の漫画では珍しいストーリー・シュチュエーションギャグヒナまつりはカテゴリーで分けるとギャグ漫画に分類されると思います。ギャグ漫画といって思い浮かべるのは、少年ジャンプなどで一作はある赤塚賞系の不条理ギャグでしょうか。一瞬、一瞬のシーンで笑いを取りにくるもので、お笑いで言えば一発ギャグに近いものです。ヒナまつりは一発ギャグで笑わせにくるタイプではなく、ストーリーギャグ・シュチュエーションギャグなのですよね。お笑いでいえば、吉本新喜劇に似たタイプと言うことができるでしょうか。あれほどコテコテではありませんが、道具立ては似ていますね。ヤクザが出てきたり、どちらかというと小さな街を舞台になっているところは新喜劇のフォーマットとそっくりです。ギャグの方向性としては、銀魂やさよなら絶望先生に見られるような社会風刺はありませんし、角川系にあるようなオタク系ギャグもありません。ものすごく一般...この感想を読む
ほのぼの~
「ヒナまつり」は、大武政夫先生の漫画で超能力少女のヒナと、インテリヤクザの新田のおかしな共同生活を描いた作品になっています。一話完結形式で読みやすいところもいいです。新田は超できるヤクザで幹部クラスなんだけど、ヒナはすごい超能力をもっていて、なぜかまったく頭が上がらない。なぜか世話係みたいな感じになっちゃってるんです。ヒナのせいでつぎつぎトラブルが起きてしまうんだけど、それを解決するのも超能力をもったヒナ。でも天然ボケで、それを周りがつっこみつつ、見守りつつ、お世話するという感じです。2人の非日常すぎる日常がおもしろい漫画です。おもしろかった。