放浪息子のあらすじ/作品解説

放浪息子のあらすじ・作品解説

放浪息子(ほうろうむすこ)とは、2002年12月～2013年8月まで月刊漫画雑誌「コミックビーム」で連載された志村貴子による日本の漫画作品である。単行本は全15巻が出版されており、2011年1月～3月までテレビアニメも放送された。平成18年度、25年度に文化庁メディア芸術祭マンガ部門で審査委員会推薦作品として高い評価も得ている。主人公の一人、二鳥修一は女の子になりたい小学5年生の男の子。その容貌は可愛らしく、女装すると普通の女の子よりも可愛くなり、他の男子に惚れられたことさえある。性格はおとなしめで優しいが、時折とる大胆な行動に周囲は驚かされることも。もう一人の主人公、高槻よしのは男の子になりたい女の子。性格は男の子っぽく、普段も男の子のような格好をしている。修一が女の子になりたいと知った後から、女装した修一と繰り返しデートをするようになる。周囲の人間関係や性別ゆえに葛藤を感じながらも成長していく二人の物語。

放浪息子の評価

総合評価: 4.004.00; (1件)

画力: 4.004.00

ストーリー: 3.503.50

キャラクター: 4.004.00

設定: 4.004.00

演出: 4.004.00

評価分布をもっと見る

放浪息子の感想

投稿する

放浪息子１

放浪息子は、青い花の志村貴子先生の漫画です。女の子になりたい男の子と男の子になりたい女の子、この２人に訪れる変化や色々な出来事を描いた漫画になっています。まず女の子になりたい男の子の二鳥修一。一巻では小学５年生です。女の子の可愛い服が着たい、と純粋に想っていて、気持ちはかなり純粋だし真剣です。しかも女の子っぽい可愛い顔だから実際似合うしね。そして修一と逆の立場なのが、高槻くん。まわりにも高槻くんと呼ばれるくらいかっこいい女の子です。この２人が、それぞれなりたい性別の格好に着替えてとおくまで出かけたりするんですが、２人とも超真剣だし切実。繊細な心情をうまくかいていて、とても読み応えのあるまんがです。

4.04.0