七つまでは神のうちの評価
七つまでは神のうちの感想
面白くて一気に読んでしまいました
小松エメルさんの「うわん」です。聞きなれない言葉氏ですが、うわんは妖怪の一つです。物語りも妖怪うわんが子供、太一に取り付いてしまうことから始まります。姉の真葛がしっかりものでけなげです。色々な妖怪が出てきますが、どれも、良くも悪くも人の心、情念が凝り固まって具現化しているように思います。その思いを解決してあげることが妖怪の退治につながっていて、その色々な思いを読み解いていくことが特徴です。この色々な人の思いがだんだん明らかにされていくさまがとても面白いです。早く続きが出ないか待ち遠しいです。小松エメルさんの本は初めて読みましたが、他にも出ているようなので読んでみたくなりました。