アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦うの評価
アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦うの感想
こんな取り合わせがあるなんて知りませんでした
ロンドンは2度行ったことがあるので、読んでいて親近感が湧きました。それに、人と吸血鬼と狼男が共存しているなんて!こんなことを思いつくなんてびっくりでした。日本人にとって妖怪が身近にいると信じられてきたように、ヨーロッパでは吸血鬼と狼男がそれに当たるのかもしれません。日本人にとっては新鮮な設定だと思いました。さて、登場人物の設定も魅力的ながら、色々なあやしい研究者やメカも出てくるのが面白い。蒸気エンジンやエーテルなんて登場して、それらしい科学技術的裏づけとなっているのが時代を感じさせてくれます。全巻読みましたが、後になればなるほどハチャメチャな展開になってきますので、第一巻の本書から読むことをお勧めします。