花のズボラ飯のあらすじ・作品解説
「花のズボラ飯」は、原作:久住昌之 作画:水沢悦子で「eleganceイブ」にて2009年6月号より連載した漫画である。東京に住む30歳の主婦で、夫が単身赴任中の駒沢花(主人公)はズボラ飯を作って食べるのが大好きだが、それだけに掃除は大の苦手で単身赴任中の旦那が帰ってくる時以外は散らかしたままで暮らしている。掃除・洗濯は彼女にとって「一大イベント」である。 各話は主人公がだらだらしていて空腹を感じ、家にあるもので料理を作って食べるまでの流れで作られており、特に料理中の描写が多く、テンポよく作り上げる様を描いている。食べている時が幸せだと言わんばかりの表情もアップで描かれることが多い。 作り方の部分を抽出したレシピ本も主婦の友社から出版されており、2012年10月~は倉科カナ主演のドラマも毎日放送で制作、TBS系列で放送された。 宝島社の「このマンガがすごい 2012年版オンナ編」で第1位も獲っている。
花のズボラ飯の評価
花のズボラ飯の感想
ズボラ主婦の強い味方
ズボラ主婦あるある満載花はズボラ主婦の代表です。作中には料理以外にもズボラネタが色々出てきます。同じくズボラ主婦の私にとっては、あるあるネタ満載でツボに嵌って爆笑しました。私も花のように主人が単身赴任で子供もいなかったら同じように部屋はグチャグチャで洗濯物は溜めまくっているでしょう。我が家は子供がいないのは花家と同じなのですが、主人は毎日お腹を空かせて帰ってくるのでズボラ飯ばかりではダメなのが残念です(笑)花や私のようにズボラ主婦じゃなくとも、自分だけの食事だと面倒で時に他人には決して見せられないようなズボラ飯を作ってる方って多いんじゃないでしょうか。花も旦那さんが帰ってくる日は張り切ってお料理してますよね。料理は愛情ってよく言いますが、愛情をかける相手がいない時って本当にモチベーションがあがらないものです。深夜は読むべからずこの漫画は深夜は読むべきではありません!なぜなら、かなり強烈な...この感想を読む
すまん、私が食いしん坊すぎた
評判の作品ということで、コンビニで見かけて衝動買いしました。久住さんといえば『孤独のグルメ』はもとより、泉昌之時代から庶民的食べ物に関していいネタ持っていましたから(ソースと間違えて醤油、とか)、楽しみに読み始めました。が……私にはどうもハナちゃんのノリがしっくりきませんでした。踊りながら調理(っていうか開封だけだったりもするが)、妙な実況中継的な独り言、ズボラといえばあまりにズボラすぎるメシ…おもしろいけど、これは「グルメ・ショート」ではないと思います。ハナちゃんの「うんま〜い」はかわいいですが、食べ物の魅力ではなく、あくまでシチュエーションを読むような漫画だと思います。巷間には現在グルメ漫画があふれていますが、あくまで「異色な」立ち位置にいるからこそグルメ漫画と呼べるんじゃないのかなあ。おなかがすいても、この漫画を読もう、という気持ちには、正直ならないンですよ。この感想を読む
花ちゃんだから花のズボラ飯
あの孤独のグルメの原作者、久住昌之氏が作画に水沢悦子さんを迎えてスタートされた新しいグルメ漫画です。孤独のグルメとはまた違った形ではあるものの、料理の美味しそうに見せるだけならばこの作品の方が上なのではないかと思います。本屋で働く花ちゃんは夫が単身赴任で家にいないためにどうしてもズボラな生活をしてしまっている毎日。しかし食にかける情熱は孤独のグルメの五郎さんにも負けないほどで毎回美味しそうな料理を作っては私のお腹を減らしてくれます。しかもその単身赴任をしている旦那さんの名前はなんと…ゴロさん?!まあおそらくは同じ原作者ゆえのお遊び的要素で別人でしょうが、孤独のグルメを知っているとニヤリとしてしまいますね。こちらもドラマ化されているのでそちらも一見の価値ありですよ。
花のズボラ飯の登場キャラクター
駒沢花
よみがな:こまざわ はな ニックネーム:ハナコ 年齢(作品時):30歳 性別:女 性格:ダジャレ好きで明るいが気性が荒い一面も 好きな食べ物:パート勤務している本屋の店長の奥さんが作るおしるこ